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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 公共政策大学院 事例研究 CS 予算と政策分析

CS 予算と政策分析

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科目ナンバリング
  • P-GOV01 66090 SJ45
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 演習
配当学年 1・2回生
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火5
教員
  • 百嶋 計(非常勤講師)
授業の概要・目的  公共政策を実施するためにはどのような公共政策でもそのための予算の裏付けが不可欠であるが、公共政策の企画立案や具体化自体が、予算編成プロセス(政策担当部局による政策実施に要する経費・要員などの見積もり、財政当局への予算要求、財政当局による予算査定、与党との調整など)の中で、政策内容を検討、調整、確定していくことにより進められる。
 本授業では進行中の2021年度予算編成を対象として、予算のマクロ編成 (経済状況や財政事情などに対応した歳出規模、税収見込みと税制改正による増減税、国債発行額の決定など予算のフレームづくり) について理解を進めるとともに、
 政策分析や政策評価の手法を活用しながら具体的な個別施策を模擬的に予算要求、予算査定することにより予算のミクロ編成(個別施策の予算要求、予算査定による歳出予算の内容決定)を体験する。
 また、現実に2021年度予算編成に携わっている当事者、関係者等ををゲストスピーカーとして招聘し、進行中の予算編成の課題などについて直接に話を聴く。
 これらを通じて公共政策に携わる者にとって必須の予算についての知識、技術の習得を図る。


 
到達目標  ① 予算編成の流れ、タイムスケジュールや各段階での実務、意思決定方式など 
   予算編成の基本的枠組み・ルールを習得する。
 ② 予算要求や予算査定など予算のミクロ編成の基本を理解し、政策分析・評価と
   予算編成の関係・有用性についても考察できる。
 ③ 予算のマクロ編成の流れなどを理解するとともに、予算と政治、財政再建など
   についても考察できる。
授業計画と内容 第1回 
 イントロダクション、授業の進め方、評価方法の説明、教員の実務経験の説明、課題の提示など。
第2回・第3回
 課題とした予算に係る基本的事項・テーマについて受講生より発表、質疑・討論。
第4回
 財務省主計局担当官より、我が国財政の現状と令和3年度予算編成の課題について講義。質疑・討論。
第5回 
 ミクロの予算編成①―要求側(各府省)としてグループごとに予算要求の打合せ。
第6回・第7回
 ミクロの予算編成②・③―予算要求を査定側(財務省主計局主査)に説明(財務省にとっては要求ヒアリング)。
第8回・第9回
 ミクロの予算編成④・⑤―査定側における予算局議(財務省主計局主査→主計局次長への説明)。
第10回
 マクロの予算編成―主要論点について、教員より現状説明。全員で質疑・討論。
第11回・第12回
 ミクロの予算編成⑥・⑦―要求側・査定側幹部による予算折衝、予算セット。
第13回
 財務省主計局担当官より、令和3年度予算について講義。質疑・討論。
第14回
 ミクロの予算編成を体験して、要求・査定に当たってのスタンスや特に重視したことなど、各受講生よりコメントを発表。また、要求・査定内容について、受講生間で評価。
第15回
 授業の総括。フィードバック(フィードバックについては、授業中に指示する。)。

以上は、計画であり、現実の予算編成の動向等により弾力的に対応することとしたい。
また、履修者数にもよるが、原則として全員が要求側・査定側双方の体験ができるように進めるものとする。
成績評価の方法・観点 授業内における、発表・ロールプレイでのパフォーマンス、質疑・討論への参加・貢献度などを勘案して総合評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 現実の予算編成に沿う形で、予算編成の疑似体験をするため、予算編成に関する新聞記事等に日頃から注意を払うこと。

受講生は、全員が役割を分担することとなるので(例えば主計局主査)、欠席するとカウンターパート等他の受講生に影響を及ぼすため、与えられた課題をしっかりとこなした上で欠かさず出席することが期待される。
教科書
  • 授業中に参考書、参考文献などを紹介するとともに、適宜レジュメや参考となる資料をプリントとして配付する。
参考書等
  • 授業中に参考書、参考文献などを紹介する。
関連URL
  • https://www.mof.go.jp/budget/