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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 公共政策大学院 展開科目 政治哲学古典講読

政治哲学古典講読

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科目ナンバリング
  • P-GOV00 64010 SJ42
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 演習
配当学年 1・2回生
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月4
教員
  • 森川 輝一(国際高等教育院 教授)
授業の概要・目的 本講義は、政治哲学の古典を熟読し、それについて議論を行うことを通じて、公共的な実務に携わる者に必要な幅広い見識・素養を修得することを目的とする。ところで、古典とは何か。①古典とは、過去に書かれた書物である。ゆえに、政治哲学の古典を読むこととは、それが書かれた時代の歴史的文脈を踏まえつつ、著者がどのような政治的問題に取り組み、いかなる応答・解答を試みたのかを理解することである。しかしまた、②古典とは、現在もなお読み継がれている書物である。すなわち、政治哲学の古典とは、時代の制約を越えて政治をめぐる豊かな視座や洞察を与えてくれるものなのであり、真摯に向き合うならば、そこから現代の実践的課題に取り組む者にとって有益な知見を引き出すことができるはずである。古典の読解においては、上記①②の双方を併せ持つことが必要である(①の側面に目を閉ざせば浅薄となり、②の側面に背を向けるなら単なる懐古に留まる)。本講義もまた、そのように複眼的に古典を読んでゆくことを基本方針にしている。
到達目標 政治哲学の基礎的な素養を身につけ、多様な視点から物事を深く洞察する能力を養う。
授業計画と内容 ・本年度は、フロム『自由からの逃走』、アーレント『全体主義の起原』(第3巻「全体主義」のみ)を講読し、20世紀の大衆社会論と全体主義論の視座から、自由民主主義の条件について考察を進めてゆく。

・受講生の理解度や反応、また関心に応じて、他の文献を追加するなど、講読文献を一部変更する可能性もある。
  
・講義は、毎回決められた範囲について担当者がレジュメによる報告を行い、その後全員で自由に議論を交わす、という形式で進める(報告者のみならず受講生全員がテキストを熟読してくることが前提である)。テキストの内容は平易ではなく、分量も少なくないため、各受講者の負担は少なくないと予想されるが、積極的な参加と発言を期待したい。                      


 
成績評価の方法・観点 平常点(出席状況、参加態度、報告内容等)70%
中間・期末レポート30%
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 テキストの精読、予習と復習
教科書
  • 自由からの逃走, エーリッヒ・フロム, (東京創元社),
  • 全体主義の起原3・全体主義, ハンナ・アーレント, (みすず書房),