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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 公共政策大学院 基本科目 現代規範理論

現代規範理論

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科目ナンバリング
  • P-GOV00 51041 LJ42
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 1回生推奨
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 森川 輝一(国際高等教育院 教授)
授業の概要・目的 本授業は、現代社会が直面する諸問題に関して、主として政治理論の領域において提出された多様な解答を考察することを目的とする。今日、象牙の塔に立て籠もり観想的な学問にとどまっていた従来の研究姿勢を反省して、哲学・倫理学・法哲学・公共経済学等の諸領域において、領域横断的にアクチュアルな課題に実践的に対応し、一定の処方箋を提示しようとする規範理論の構築が盛んになりつつある。政治理論も例外ではない。本授業では、このように他の学問領域と交錯しながら活発に展開されている現代政治理論の諸相を多面的に検討する。
しかしながら、現代規範理論は、過去の思想的遺産とけっして無縁ではなく、むしろその延長線上に構想されている。また、思想・理論は、現実と切り離されたところで空中楼閣の如くに成立するわけではなく、常に直接的、間接的に当該時代状況と真摯に向き合うなかから生み出される。従って、本授業では現代規範理論と政治思想史の両者の知見を比較対照しながら考察することによって、両者の連続性を明らかにすると同時に、逆に現代社会の特殊性を浮き彫りにすることを目的とする。
到達目標 現代規範理論の主な内容と議論状況を、現代社会の諸問題とのかかわり、および思想史的背景を踏まえつつ理解し、アクチュアルな公共的課題に実践的に応答するための資質と教養を身につけること。
授業計画と内容 授業は、教科書にそって、教員が配布する資料(レジュメ)を参照しながら、進められる。主として教員によるレクチャーというかたちをとるが、レジュメ記載の論点や例題を題材に、適宜受講生が発言する機会を設ける予定である。受講生一人ひとりの積極的な授業参加が求められる。
授業全体のスケジュールは、以下のとおり。

1. イントロダクション
2. 政治――権力と公共性
3. 権力――強制と自発性
4. リベラリズムの展開――その振幅と変容
5. 現代の自由論――自由とは何か
6. 平等――正義を求めて
7. デモクラシー――歴史と現実
8. ネーションとエスニシティ――アイデンティティの政治
9. フェミニズムと政治理論――寄与と挑戦
10.公共性と市民社会――公共圏とデモクラシー
11.環境と政治――自然、人間、社会
12.国境をこえる政治の理論――グローバリゼーション、デモクラシー、リベラリズム
13.まとめ(1)――政治理論の現在:思想史的考察
14.まとめ(2)――「政治的なるもの」のゆくえ
15.フィードバック(詳細は授業で指示する)
成績評価の方法・観点 受講態度も加味しつつ、基本的には学期末のレポートによる。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 教科書の該当箇所を、授業前に読んでくること。配布資料や、必要に応じて参考書等を読み、理解を深めること。
教科書
  • 現代政治理論〔新版〕, 川崎修・杉田敦(編), (有斐閣アルマ),
参考書等
  • 公共哲学, 山岡龍一・齋藤純一, (放送大学大学院教材),
  • 西洋政治思想史, 宇野重規, (有斐閣アルマ),