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野生動物保全論

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科目ナンバリング
  • G-AAA02 52403 LJ31
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 1,2回生
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 山越 言(アジア・アフリカ地域研究研究科 教授)
授業の概要・目的 野生生物の保全は、世界各地のさまざま生態系がもつ生物多様性を維持するための地球規模の問題群を構成する。いっぽう、これらの動物と接して暮らす人々にとっては、固有の歴史と動物観に基づいた、地域特有な問題群の一部となっている。野生動物保全をグローバルとローカルが交差する現代的問題のひとつとして捉え直し、関連する基礎的な概念について、読解・討論を通じて理解する。
到達目標 授業で取り上げるキーワードについて基礎知識を身につけ、それを用いて討論し、各自のフィールドワークの現場で生かすことができる新たな問題意識を獲得する。
授業計画と内容 第1回目の授業時に日程・内容に関して受講者と相談ののちに決定する。下記は暫定的なモデル案。

第1週 授業方針についての説明。

第2-7週 自然保護の多様なアプローチを具体例を用いて紹介する。
主要な論点: 「誰が」「どのような自然を」「どのような手段で」「何のために」護るのか、「保全と保存」論争、実用的価値と超越的価値、人為的介入の是非

第8-10週 自然保護に関して行った議論を、地域研究における隣接分野に応用し、理解を深める。
主要な論点: 「ほっとけない」運動、参加型開発論、人道的介入

第11-15週参加者の関心に応じてキーワードを選び、特定の問題群について議論を行う。
キーワード例: 生物多様性、環境持続性、外来種問題、レジリアンス、エコロジー思想、「木は法廷に立てるか」論争、「動物の権利」論争、公民権運動と自然保護思想、動物愛護と共感、アルピニズム・探検の思想、「景観」「風景」概念、風景画の誕生と変遷、ネイチャーライティングと交感、保護区と植民地主義、宗教と環境保全
成績評価の方法・観点 質問、意見等による講義への主体的参加、討論における積極性を評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 討論のテーマについての予習・復習を求める。
討論の内容次第で、指示した文献について適宜事前読解を求めることがある。