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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 材料工学専攻 社会基盤材料特論Ⅱ

社会基盤材料特論Ⅱ

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科目ナンバリング
  • G-ENG09 7C275 LJ75
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火4
教員
  • 辻 伸泰(工学研究科 教授)
授業の概要・目的 製鉄、非鉄製錬、アルミニウム製造業、機械製造業、機能材料製造、素材産業、セラミックス製造業など、金属・無機物質などの材料を扱う我が国を代表する企業の製造現場での材料の最前線を紹介すると共に、実際の製品化を例に、製品化・実用化において直面する様々な諸問題を講述し、材料の製品化で要求される知識および技術について学習する。
到達目標 本コース学生が将来活躍する様々な業種について、大学の講義で学ぶ金属材料やセラミックス材料に関する知識や基礎的現象の理論・解析知識が、実際の製造現場、製品にどのように反映されていくかを学習し、製造現場での実践的能力開発の手がかりを得ること。
授業計画と内容 アルミニウム材料と製造プロセス開発,1回
板材や押出材といった素材を製造するメーカーが様々な部品を開発・製造するに至った経緯を説明したあと,自動車用アルミニウム部品の開発事例を取り上げて,材料や製造プロセス開発をどのような視点で進めているかを解説する。

コネクタ用高強度銅合金の問題点及び新規開発,1回
車載端子などの電装品では軽量化が進むにつれて、素材に使用される銅合金自体の特性改善が求められている。特に要求特性の厳しい次世代コネクタ用銅合金の開発事例をもとに強度と加工性の同時改善について講義する。

湿式ニッケル製錬について,1回
近年、住友金属鉱山では低品位ニッケル酸化鉱からHPAL技術を用いてニッケル、コバルトを回収する技術を確立した。本講義ではHPALを中心とした湿式ニッケル製錬法について紹介する。

アルミニウム- 材料開発の歴史と将来 -,1回
アルミニウムの発見とその製造に関する歴史を概括し,次いで各種アルミニウム材料の特性とその製造法について解説する。最後に,今後,増えるであろうと予想される自動車やITへの適用をあげ,アルミニウムの将来を語る。

私たちの暮らしを支えるベースメタル - 銅 -,1回
私たちの生活に欠かせない銅及び銅合金の性質、特徴、用途ならびに製造技術について近年の新製品、新技術の開発事例を交えながら紹介致します。

半導体シリコンウェーハ製造技術に於ける材料工学,1回
現代の高度情報化社会の一翼を担う材料である半導体シリコンウェーハについて、その実際の製造プロセスに対する解説を通して、製品量産化・高品質化が直面する技術的課題とその解決手段、並びに製造・研究開発の最前線で要求される材料工学的な知識と技術を紹介する。併せてMEMS(Micro Electro-Mechanical Systems)や太陽電池など、シリコン材料を使用する他の技術についても簡単に解説する。

アルミニウム主要製品の特性とその制御,1回
代表的なアルミニウム製品である缶および航空機の材料について、要求される特性と、それを得るための組織制御技術や製造方法等について解説する。
重工業分野における材料とその接合技術,1回,重工業分野において利用される材料とそ
の接合技術に関して概説する。ジェットエンジン、ターボチャージャー、原子力・火力発電設備、造船、橋梁等、多岐に渡る製品に対して、それぞれの要求に応じた材料とその接合技術が使い分けられている点を中心に紹介する。

情報通信機器に用いられる電子材料について,1回
ケータイ型IT機器を例に、弊社で扱う電子材料(LSIや実装用)として、銅を中心とする金属の他、化合物半導体技術を紹介し、材料への要求、必要な材料工学等を概説する。
日本ガイシにおけるセラミックス製造技術について,1回
セラミック部材成形プロセスは①粉体プレス、②スラリー固化、③粘土押出しに大きく3分類される。排気ガス浄化用ハニカムや半導体プロセス用ヒーター等の製造技術をこの観点から解説する。
セラミックスのトライボロジーの理論と応用,1回
セラミックス摺動面の摩擦・潤滑・摩耗を総括するトライボロジーに関し基礎理論を解説し、材料面から製品設計の指針並びに応用事例を紹介する。
成功の条件―今迄と今―,1回,過去25年間で行ってきたこと事、これから10年間で行う事を、材料開発を通じて皆さんと共有し、特に今日本に必要なものは何か、現在進行形で実際に起こっている事例を用いて皆さんと論議したいとおもいます。

機械工業における材料高強度化技術と環境負荷荷物質低減,1回
自動車・建設機械部品の寿命向上をねらいとした鉄鋼材料の表面改質・熱処理技術による高強度化と環境負荷物質低減について述べる。

実地トレーニング,1回
企業における工場見学および実地トレーニング( テーマは各企業により設定される)

フィードバック,1回
成績評価の方法・観点 各講義毎に提出する講義の内容に関するレポートによって評価する。
履修要件 金属・セラミックス材料の物性に関する基礎知識および冶金学的基礎知識
授業外学習(予習・復習)等 各回の講義後、講義内容を復習し、次回の講義内容に向けて予備知識を収集するなどの予習を行うこと。
教科書
  • 講義資料を配布