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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 原子核工学専攻 医学放射線計測学

医学放射線計測学

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科目ナンバリング
  • G-ENG08 7W620 LJ52
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 土田 秀次(工学研究科 准教授)
  • 櫻井 良憲(複合原子力科学研究所 准教授)
授業の概要・目的 医学放射線に関わる放射線量の計測法および管理技術と関連法令について講義する。具体的には、放射線と物質との相互作用における物理・化学の基礎、医学放射線に関わる量、医学放射線に用いられる放射線測定器の原理・構成や特性を解説した後、放射線量測定(ドシメトリー)や線量分布評価等について詳述する。また、放射線医療現場における管理・測定技術、各種関連法令についても解説する。
到達目標 医学放射線に関わる物理、化学、計測に関する基礎知識を習得し、放射線医療現場での応用について理解する。
授業計画と内容 (1)放射線と物質との相互作用に関する基礎物理【2回】
各種放射線の線質における相互作用の物理的素過程、エネルギー付与および2次電子の空間分布について解説し、吸収線量を評価する基礎を説明する。

(2)放射線と物質との相互作用に関する基礎化学【1回】
各種放射線による相互作用の化学的素過程および引き続き起こる生体への作用について解説し、化学的素過程を利用した放射線線量評価の基礎を説明する。

(3)医学放射線に関わる量【2回】
放射線基本量の単位と定義についてICRU Report 60を用いて解説し、それらの量の線量計測における概念と共に説明する。

(4)医学物理における放射線の測定【3回】
医学物理学で用いる放射線検出器の動作原理(電離、励起、化学作用など)およびそれらの応答特性などを解説し、線量測定の基礎を説明する。

(5)放射線線量測定【2回】
放射線治療における吸収線量測定および評価に関して、光子、電子、陽子、重荷電粒子そして中性子に分けて具体的に解説する。

(6)線量分布評価【2回】
放射線治療、特にX線治療における線量分布評価について解説し、ファントム、リファレンス線量計、標準測定法等について具体的に説明する。

(7)医療用放射線場における管理・測定技術【1回】
医療用放射線場における放射線管理および測定技術について解説し、モニタリング用検出器、個人被曝線量および環境放射線の測定・評価について説明する。

(8)放射線医療に関連する法令【1回】
放射線医療に関連する法規制についてその背景および法令を解説し、法令に基づく医療スタッフおよび一般公衆に対する放射線管理ならびに患者に対する線量管理について説明する。

(9)総括【1回】
本講義の全体のまとめを行う。
成績評価の方法・観点 レポート(2回、各35点)、出席(30点)により評価する。レポートは全回提出を必須とする。
履修要件 併せて「放射線医学物理学」を受講することが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 放射線の医学への応用について予習し、講義内容および演習問題の復習を中心に行うのが望ましい。
教科書
  • 特に定めない。講義ごとにプリントを配布する。
参考書等
  • 三枝健二、他:放射線基礎計測学(医療科学社) 中村 實、他:医用放射線物理学(医療科学社)