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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 建築学専攻 デザイン方法論

デザイン方法論

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科目ナンバリング
  • G-ENG04 5X401 LJ74
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 土曜・集中
教員
  • 神吉 紀世子(工学研究科 教授)
  • 牧 紀男(防災研究所 教授)
  • 三浦 研(工学研究科 教授)
  • 平田 晃久(工学研究科 教授)
授業の概要・目的 21世紀を迎えてデザインが問い直されている。単に人工物を作ればよかった時代は終わり、今日のデザインはプロセスを含めて、豊かな経験やつながりを創り出す行為にまで広がっている。本講では、デザイン方法を概観したうえで、防災デザイン、医療福祉デザイン、建築都市デザイン、地域デザインの観点からデザイン方法論について解説する。 防災デザインでは、津波・河川氾濫の浸水エリアを示したハザードマップ、避難のためのピクトグラム、警報の色レベル、災害に強い 都市デザイン等々、社会の安全を守るための様々なデザインが存在する。アフォーダンス、リスクコミュニケーションという観点から防災に関わるデザインのあり方について解説する。医療福祉デザインは、医療保険や介護保険など、国の制度の影響を大きく受ける.制度設計の影響を受けて、いかに建築環境が変遷したか、振り返る。また、ランドスケープなど、生命、身体、健康に関連した建築、環境デザインの方法について解説する。 建築都市デザインでは、建築・都市のあり方に関わって、優れた先端的なアプローチで手掛けられているデザインの実例をとりあげる。内容にふさわしいゲスト講師を招き、可能であれば踏査をとりいれ、デザインの営為に関わる諸現象の関係性・持続性・真実性を総合的に捉える理論と営為の履歴と現在について学ぶ。地域・居住のデザインでは、「居住の持続」が困難な局面にある地域に出会ったときの支援のデザインを論じる。居住とは極めて総合的かつ普遍的であり、かつ、個々人の尊厳に最も深く関わる対象である。誇り高く生きる人間と地域社会、地域環境のあり方について、部分解にとどまらないデザインの思想を考える。 講義全体を通じて、建築、地域、都市環境に関連した多様なデザイン方法論を理解し、実践するための基礎的な素養を身に付ける。
到達目標 人間、建築、地域、都市のデザイン方法を理解し、実践するための基礎的な素養を身につける。
授業計画と内容 ① デザイン方法論の進め方(1回) 講義の予定、デザイン方法論に関わる基礎的理論の概説・イントロダクション 
② 防災デザイン(3回) 命を守るためのデザインの方法・リスク評価の方法と限界・リスクコミュニケーション・ハザードマップ、警報のための色コード 
③ 医療福祉デザイン(3回) 介護施設の環境の変遷と人権・生命、身体、健康に関連した建築環境デザイン、医療施設の建築、ランドスケープの考え方。内容にふさわしいゲスト講師を招き、可能であれば踏査をとりいれる。
④ 建築都市デザイン(3回) 建築・都市のあり方に関わって、優れた先端的なアプローチで手掛けられているデザインの実例をとりあげる。内容にふさわしいゲスト講師を招き、可能であれば踏査をとりいれる。
⑤ 地域・居住のデザイン(3回) 地域社会へのDialogue-Based Approach・参画と個人と子どもの参画(R.Hart)・不明瞭な論点構造を見抜き地域に内在する価値を扱うDynamicAuthenticityなど 
⑥ ディスカッション(2回) それぞれのデザイン領域を統合した議論を行い、デザイン方法論の新たな議論構築を考察する。教員全員で担当する。レポートや各回の議論に対するフィードバックも含める。
成績評価の方法・観点 レポート課題として、②~⑤の4人の教員の話と⑥を通じて「デザイン方法論」を論じる。レポート課題を原則として4回出題する。
履修要件 特に定めない。本講義は原則,①と⑥を桂キャンパスとで実施するが、②から⑤は現地見学等フィールドで行うことがある。具体的な予定は別途通知する。
授業外学習(予習・復習)等 適宜講義中に指示する。
教科書
  • 授業は配付プリント、およびプロジェクターによるスライドを用いて行う。(PandA上で共有する)
参考書等
  • 参考書は授業中にその都度紹介し、文献リストも追って配布する。