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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 建築学専攻 鋼構造特論

鋼構造特論

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科目ナンバリング
  • G-ENG04 5B234 LJ74
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水2
教員
  • 聲高 裕治(工学研究科 准教授)
  • 高塚 康平(工学研究科 助教)
授業の概要・目的 鋼構造建築物は,様々な部材・部品を工場あるいは現場で接合して組み立てられる。溶接や高力ボルトを活用した接合部の種類ごとに,これまでの被害事例を交えて接合部の破壊形式を解説するとともに,限界状態に対する設計の基礎・応用理論を踏まえて,高い変形性能を発揮するために要求される接合部の設計・施工条件を講述する。
到達目標 鋼構造における鋼材の特性,溶接接合部・高力ボルト接合部の力学挙動に関して理解し,柱梁接合部・ブレース接合部・柱脚の設計法を修得する。
降伏線理論などによる塑性解析法を修得する。
疲労破壊とこれを防止するための設計法を理解する。
授業計画と内容 第1~2回  接合部設計の考え方
 鋼構造建築物の地震被害における接合部の破壊要因の分析に基づき,耐震設計における要求性能を設計において定量化する手法を解説する。

第3回  ブレース接合部の設計
 ブレース接合部の最大耐力の算定法と設計法を解説する。

第4~6回  面外荷重を受ける平面板の塑性解析
 面外荷重を受ける平面板の塑性解析について講述し,Trescaの降伏条件を用いた円板の軸対称問題,降伏線理論による円板・正方形板・任意形平板の塑性崩壊荷重の算定法を解説する。

第7~10回  梁端接合部の設計
 剛接合された柱梁接合部における梁端接合部の降伏曲げ耐力ならびに最大曲げ耐力の算定法と,溶接接合部および高力ボルト接合による梁端接合部の設計法を説明する。さらに、梁の変形性能を発揮するための梁端接合部の設計・施工条件について講述する。

第11~12回  柱脚の設計
 露出柱脚・根巻き柱脚・埋込み柱脚のそれぞれについて,耐力算定法と変形性能を確保するための設計・施工条件について講述する。

第13~14回  疲労破壊と設計
 鋼材および接合部の疲労破壊とこれを防止する設計法を解説する。

第15回  評価のフィードバック
 全体のまとめを行う。
成績評価の方法・観点 【評価方法】
  レポート課題により評価する。(レポート課題5回×20点=100点)

【評価基準】
  到達目標について,工学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 建築構造力学,鉄骨構造を修得していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 適宜指示する
教科書
  • 建築鋼構造―その理論と設計―, 井上一朗・吹田啓一郎, (鹿島出版会), ISBN:978-4306033443