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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 建築学専攻 建築環境計画論Ⅱ

建築環境計画論Ⅱ

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科目ナンバリング
  • G-ENG04 5B015 LJ74
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木1
教員
  • 吉田 哲(工学研究科 准教授)
授業の概要・目的 情報分野でのプライバシーの扱いの変化に導かれて、建築計画や都市計画の分野でのプライバシーの扱われ方が変化していることを広く講述する。特に、構築環境下の人間の心理・行動についての実証的・説明的理論のうち、家族の成員間のプライバシー、領域行動や視線によるプライバシー意識の形成について講述し、既成市街地で逐次建替によって設計・建設される住宅・集合住宅でのプライバシーを論じる。また、フィールドサーベイを通じて、プライバシー意識の形成について発表形式の課題を行い、主題の理解を深める。
到達目標 建築・都市を課題とする領域で扱われるプライバシーについて理解を深める。
授業計画と内容 ポスト近代のプライバシー(2回)
ポスト近代において、情報技術の進展やこれを用いた社会の急激な変化、さらには家族構成や家族観の変化に伴って、個人のプライバシーに対する意識が急激に変化している状況を概説する。

データプライバシー(2回)
インターネットや携帯情報端末、SNSなど情報化の技術的な進展に伴って急激に変化するデータプライバシーのあり方を概説する。

家族の成員間のプライバシー(2回)
ヨーロッパ、日本などの近代化の過程で成立してきた、核家族の成員間のプライバシーについて、建築、都市分野でどのように扱われてきたかを概説する。

逐次建替住宅でのプライバシー(1回)
既成市街地での逐次建替による開発について講述し、プライバシーについての対策が重要となることに理解を深める。

領域の所有によるプライバシー(2回)
近接学(プロクセミクス)に依拠した領域の所有によるプライバシーの成立について講述する。

窓を目に擬するという発想によるプライバシー(3回)
窓を目に擬するとの発送に依拠したプライバシーの成立について講述する。

学生による課題発表(3回)
講義で得た知識をふまえ、各自でフィールドサーベイした内容を発表・議論し、新しいプライバシーのあり方について理解を深める。

学習到達度の確認
学習到達度を確認する。
成績評価の方法・観点 講義中の発表1回50点。学期末のレポート課題提出1回50点。
履修要件 近接学(プロクセミクス)についての一般的知識があればよい
授業外学習(予習・復習)等 授業で配布する資料をよく読んで、授業内容を復習すること。
一般的であると考えられた「プライバシー」の扱いが前近代、近代、現代を通じて変化していることへの理解を授業の全体を通じて得られるとよいと考える。
このために普段から新聞やテレビ、ネットなどからの個人のプライバシーのあり方と建築や都市空間との関係についての情報を得ることを推奨する。
教科書
  • なし
参考書等
  • 毎回講義資料を配付 ポスト・プライバシー、坂本俊生著、青弓社、2009.1