コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 都市環境工学専攻 循環型社会システム論

循環型社会システム論

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-ENG03 5F454 LB24
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語及び英語
曜時限 月3
教員
  • 酒井 伸一(環境安全保健機構 教授)
  • 平井 康宏(環境安全保健機構 准教授)
授業の概要・目的 循環型社会形成は、地球の資源・エネルギーや環境の保全のために必須の政策的課題、社会的課題となってきた。廃棄物問題から循環型社会形成への歴史と現状、および展望について講述する。循環型社会形成基本法と循環基本計画、容器包装リサイクル、家電リサイクル、自動車リサイクルなどの個別リサイクル制度の基本と現状、課題について講述する。化学物質との関係で、クリーン・サイクル化戦略が求められる廃電気電子機器などの個別リサイクルのあり方を考える。資源利用から製品消費、使用後の循環や廃棄という物質の流れを把握するためには、物質フロー解析やライフサイクル分析が重要な解析ツールであり、この基本と応用についても講述する。さらに、循環型社会形成と密接不可分となる残留性化学物質の起源・挙動・分解についても言及する。
到達目標 循環型社会形成に向けた制度と技術の全容を理解し、資源利用から製品消費、使用後の循環や廃棄という物質の流れを把握するための物質フロー解析やライフサイクル分析の考え方を習得する。
授業計画と内容 1. 循環型社会形成基本法と循環基本計画(1回)
循環型社会形成基本法(循環基本法)の枠組みと循環基本計画における3指標について詳述し、その国際展開ともいえる最近の取組みとしての「3Rイニシアティブ」とアジア地域の資源循環について考える。

2. 個別リサイクルの展開(3回)
循環基本法のもとでの個別政策とみなすことのできる個別リサイクル制度として、容器包装リサイクル、家電リサイクル、自動車リサイクル、建設リサイクル、食品リサイクルについて、詳述する。

3. 個別リサイクルとクリーン化戦略事例(3回)
有害性のある廃棄物や化学物質の使用は回避(クリーン)し、適切な代替物質がなく、使用の効用に期待しなければならないときは循環(サイクル)を使用の基本とする、クリーン・サイクル化戦略事例を考える。具体例としては、廃電気電子機器、廃自動車、廃電池などを取り上げる。

4.物質フロー解析とライフサイクル分析の基本と応用(5回)
物質フロー解析(MFA)やライフサイクル解析(LCA)について、手法の基本的考え方を講義する。応用事例として、食品残渣のリサイクルについての手法適用を考える。

5. 環境動態モデルと残留性化学物質の挙動(2回)
残留性化学物質の環境動態モデルについて、基礎と応用について、講義する。応用事例として、残留性有機汚染物質(POPs)の地球規模の移動、ポリ塩素化ビフェニル(PCB)の地域規模から地球規模の挙動について考える。

6. フィードバック(1回)
本講義の内容に関する総括と習熟度の確認を行う。
成績評価の方法・観点 定期試験と平常点を総合して成績を評価する。
履修要件 廃棄物工学
授業外学習(予習・復習)等 適宜指示する
教科書
  • 指定しない。必要に応じて、講義資料や研究論文等を配布する。
参考書等
  • 講義において随時紹介する。