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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学研究科 合成・生物学専攻 分子生物化学

分子生物化学

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科目ナンバリング
  • G-ENG16 6H812 LJ87
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 1.5 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限
教員
  • 森 泰生(工学研究科 教授)
  • 高橋 重成(工学研究科 特定准教授)
授業の概要・目的 高次生命現象は固有内在的な遺伝的素因と環境との相互作用において現出する。これをを司る生体構成分子の成り立ちを,脳神経系、免疫系等において論じる.また,本研究で用いられる化学的・工学的ツールに関し,主として蛍光プローブとそれらを用いた細胞測定法の開発について概説し,実習する.
到達目標 個々の分子がどのように集合・相互作用して,一つのシステムを構築し,より高次の生命機能の発現に結びつけるかの基礎を理解する.
授業計画と内容 基礎(1回)
高次生命現象の基礎を説明する.具体的には,脳神経系,免疫系等,個体レベルでの生体調節制御系に関する分野への導入を行う.

神経伝達と伝導の仕組みと分子の働き(3回)
環境への「動物的応答」を担う脳神経系機能について,神経伝達と伝導の観点から論ずる.神経伝達に関しては神経伝達物質とその受容体,神経伝導に関しては細胞の電気化学的活動とイオンチャネルについて、分子生物学的成り立ちを説明する.また、神経回路形成におけるシナプス形成と特異性決定、神経軸策伸長・輸送等の制御に重要なモーター分子や細胞接着分子群について概説する.さらには、神経伝導・伝達の阻害作用を示す神経毒に関し,蛇毒ペプチド等を例にとり概説する.神経伝達物質の産生異常や神経変性疾患であるアルツハイマーやBSEを例にとり、脳神経疾患の観点から脳神経系の高次機能に迫る.

免疫応答と炎症(2回)
環境・異物への「植物的応答」を担う免疫系の機能について自然免疫を中心に論じる.また、その関連病態である炎症についても、活性酸素への応答を中心に言及する.

ガス状生理活性物質と環境応答(2回)
生命活動に最も重要な生理活性物質である酸素をはじめとするガス状物質への応答を細胞・個体レベルにおいて論じる.ここでは、酸素のもつ生物学的2面性について特に触れる。また、公害の原因となるような侵害刺激性物質への生体応答についても紹介する.

細胞応答測定概論と実習(3回)
細胞情報伝達機構とセカンドメッセンジャーについて概説し、その蛍光を用いた光学的測定の実際を習得する.
成績評価の方法・観点 講義での課題.
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 必要に応じて指示する。
教科書
  • 授業で配布する資料を使用する.