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流域環境防災学

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科目ナンバリング
  • G-ENG01 5F466 LJ16
  • G-ENG02 5F466 LJ16
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士・博士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 藤田 正治(防災研究所 教授)
  • 竹門 康弘(防災研究所 准教授)
  • 馬場 康之(防災研究所 准教授)
  • 平石 哲也(防災研究所 教授)
授業の概要・目的 環境防災の概念には,環境悪化をもたらす災害を防ぐ理念とともに,環境の恩恵を持続的に享受できるような防災の理念が考えられる.本講では,後者を主題として,土石流、洪水、氾濫、波浪、海浜流などの自然現象が持つ環境形成機能や各種生態系機能を通じた資源的価値を把握することを目指す.さらに,この視点から従来型の防災施設や災害対策の環境影響を再評価し,資源的価値を組み込んだ防災の方針ならびに流域管理の具体的な方法などについて考察する.
到達目標 防災と環境に関してバランスのとれた流域管理の概念や具体的な方法の構築が行えるように,土砂水理学や生態学などの関連知識を修得することを目標とする.
授業計画と内容 環境防災の考え方(3回)
環境防災の考え方を紹介し,氾濫原農業,天井川,沈み橋,流れ橋,斜め堰,溜め池など伝統的な河川とのつき合い方から減災と持続的資源利用を両立させるための方途を考える.

流域生態系機能(3回)
撹乱を通じて流域生態系の構造や機能が維持されるしくみを解説するとともに,土石流,洪水,氾濫,寒波などの極端現象が果たす役割について考察する.

海岸災害と沿岸環境(4回)
わが国における海岸浸食の実態とその原因を考察し,海岸が有する防災・環境・利用の機能を解説,機能を向上させるための技術開発を示すとともに,河口・陸岸近傍の沿岸環境と河川流域との関連について解説する.

土砂災害と環境(2回)
土砂災害は人的・物的被害を発生するだけでなく,河川環境へも大きなインパクトを与える.そのような土砂災害のうち,降雨によって発生する斜面崩壊の発生機構を主に取り上げ解説する.

環境に配慮した土砂管理(2回)
流域の土砂管理は安全、利用および環境保全を目的として行われる。実際に行われている土砂管理や土砂管理と関連した研究を紹介しながら、適切な土砂管理手法について講述する。

評価のフィードバック(1回)
講義全般を振り返り、習熟度を確認する。
成績評価の方法・観点 テーマごとにレポートを課し,それらを総合して成績を判断する.
履修要件 水理学,水文学,土砂水理学,生態学
授業外学習(予習・復習)等 講義内容は十分復習すること.講義と関係することについて広く予習しておくこと.
教科書
  • 指定しない。必要に応じて研究論文等を配布する。