材料・構造マネジメント論
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
配当学年 | 修士・博士 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 英語 |
曜時限 | 水2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | コンクリート構造物の維持管理について,コンクリート構造物の耐久性および劣化の過程に基づき,材料・構造の劣化予測を講述する.また変状への対策のうち補修の材料・工法を紹介する.なお補強材料・工法は後期のコンクリート構造工学で述べる. 次いで,個別構造物から構造物群に視点を移し,維持管理からアセットマネジメントへの展開を講述する.ハードウェア技術と,経済・人材といったソフトウェア技術の融合による,予算措置やライフサイクルコストを考慮した構造物群のアセットマネジメントについて講述する. |
到達目標 | 個別のコンクリート構造物を対象とした維持管理と,構造物群を対象としたアセットマネジメントについて理解する. |
授業計画と内容 | 1.前半:コンクリート構造物の維持管理の概要(1回) コンクリート構造物の耐久性および劣化に関する概説 コンクリート構造物の維持管理の概要 2.前半:コンクリート構造物の劣化機構とその劣化予測(4回) コンクリート構造物の中性化・塩害とその劣化予測 劣化因子の侵入・移動,反応機構,材料と付着特性の劣化,力学的性能の劣化 3.前半:コンクリート構造物の補修材料および工法(1回) コンクリート構造物の補修材料および工法 4.後半:維持管理からアセットマネジメントへ(3回) アセットマネジメントの概要・流れ 構造物の性能 5.後半:構造物群を対象とした維持管理(3回) 点検とその高度化・簡略化 劣化予測,不確実性,安全係数 6.後半:構造物群を対象としたマネジメント(2回) 対策,LCC算定,平準化 アセットマネジメントの展望 7.フィートバック(1回) 本講義の内容に関する総括と習熟度の確認を行う |
成績評価の方法・観点 | レポートおよびミニクイズを課し,総合成績を判断する. |
履修要件 | 材料学,コンクリート工学,鋼構造学に関する基礎知識. |
授業外学習(予習・復習)等 | 1.配布資料等に目を通しておくこと. 2.ミニクイズに取り組むこと. |
教科書 |
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