構造安定論
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
配当学年 | 修士・博士 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 英語 |
曜時限 | 金2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 本講義では、橋梁などの大規模な構造物の安定性と安全性の維持向上と性能評価について述べる。構造物の静的・動的安定性に関する基礎とその応用、安全性能向上のための技術的課題について体系的に講義するとともに、技術的課題の解決方法について、具体的例を示しながら実践的な解決方法について論じる。 |
到達目標 | 構造系の静的・動的安定問題を理解し、その定式化を行う能力を養成し、その限界状態を求める方法論を習得する。あわせて、構造物の安定化メカニズムを理解し、設計・施工を行う能力を修得する。 |
授業計画と内容 | 弾性安定論と基礎理論(8回) ・構造安定問題の概要 ・全ポテンシャルエネルギ、安定性、数学的基礎 ・1自由度系、多自由度系の座屈解析 ・柱の弾性座屈 ・梁および骨組の弾性座屈 ・梁のねじり弾性座屈 ・板の弾性座屈 ・弾塑性座屈 ・座屈解析 動的安定性の基礎理論(3回) ・構造システムの動的応答特性 ・作用(外力,減衰力,復元力)の非線形性を考慮した状態方程式 ・動的平衡点近傍の安定性 実現象でみる動的構造安定問題(3回) ・非保存力を受ける部材の動的安定性 ・周期荷重を受ける部材の動的安定性 ・衝撃力を受ける部材の動的安定性 フィートバック(1回) 本講義の内容に関する総括と習熟度の確認を行う |
成績評価の方法・観点 | 最終試験、レポート、授業への積極的参加状況を加味して総合評価を行い、成績を決定する。 |
履修要件 | 構造力学、連続体力学、数理解析、振動学に関する知識を履修をしていることが望ましい |
授業外学習(予習・復習)等 | 講義中に適宜指示する。 |
教科書 |
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参考書等 |
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