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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】臨床心理学コース 心理臨床ケースカンファレンスIII

心理臨床ケースカンファレンスIII

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科目ナンバリング
  • G-EDU47 58846 SJ46
開講年度・開講期 2020・前期
授業形態 課題演習
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水4・5
教員
  • 河合 俊雄(こころの未来研究センター 教授)
  • 松下 姫歌(教育学研究科 准教授)
授業の概要・目的 本研究科附属心理教育相談室における来談事例を通して、臨床実践のための理論と方法の問題を具体的に取り上げる。心理臨床における関係性の問題や事例の展開も考えてゆきたい。
到達目標 報告されたケースの治療プロセスを理解することで、将来様々なケースを担当する準備が整った状態を目指す。
授業計画と内容 授業は次のような方法で前期15回行う。具体的には、毎回の事例発表者を事前に決定して、順番に各自の事例を提示し検討していく。まず事例提供者が事例の概要、見立て、心理療法の展開過程を提示する。場合によっては、数回のセッションにとりわけフォーカスを当てて報告し、さらに、担当者としてどのように考えどのように関わっていたかなどの主観的な読みを提示する。その上で、参加者とともに、質疑応答やディスカッションを通して、心理臨床事例に関して理解を深めていく。同時に、セラピストとしてのあるべき態度、関わり方等に関しても、各自の実践事例と関連づけながら検討し、体得していく。フィードバックは全15回の授業のなかに含める。
成績評価の方法・観点 【評価方法】
出席を前提に、事例検討へのコミットメントをもとに総合評価する。

【評価方針】
上記の到達目標に沿って、担当教員合議の上で、演習独自の基準を設け評価する。
主に、以下の観点に関して総合的に評価する。

・事例に対するセラピストとしての倫理性の理解が深まる
・クライエントの心に生じていることの理解が深まる
・セラピストの心に生じていることの理解が深まる
・治療関係や臨床場面に生じていることの理解が深まる
・発表者の場合は、セラピスト自身の体験や理解のあり方への向き合い方と見直しの度合いが深まる
・参加者の場合は、個々の事例に即して、自らの事例理解を見直そうとする姿勢の程度や、発表者がクライエントとの臨床体験に立ち戻って捉え直すことを促進するような関わりの姿勢の程度が深まる

最終的には、評価は到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 ・「インテークカンファレンス」「臨床心理実習ⅠA(心理実践実習)」「臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ」「ケーススーパーヴィジョンⅠ・Ⅱ」を併せて履修すること。
・心理教育相談室のスタッフとして、心理臨床実践を行うための知識・技能・倫理を身に着けていること。
・教育学研究科以外の学生は履修不可。受講は臨床心理学コースの学生に限る。
授業外学習(予習・復習)等 ・発表者は、念入りにレジュメを作成し、準備を徹底すること。
・授業後は、発表者、参加者ともに、コメントされたことや自らが感じたことを意識化して、自分のものとするよう努力する。
・心理療法や心理アセスメントに関する理論および実践について、文献を自発的に調べ,精読する。
・その他、臨床心理学や精神医学、発達心理学等の理論や知見に限らず、事例を理解するにあたり、必要と考えられる事項や観点について文献を自発的に調べ、視野を広げる。
・当該事例や心理療法・心理臨床について、より深い理解の観点を探究する。