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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】臨床心理学コース 現場実践ケースカンファレンスII

現場実践ケースカンファレンスII

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科目ナンバリング
  • G-EDU47 58836 SJ46
開講年度・開講期 2020・後期
授業形態 課題演習
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火5
教員
  • 岡野 憲一郎(教育学研究科 教授)
  • 青木 紀久代(教育学研究科 客員准教授)
授業の概要・目的  学校現場あるいはその関連領域に働く教師ないし専門家が日常的に遭遇する事例をマクロ・ミクロの両面から精密に検討する。それらの事例の検索のみならず、その発生環境を形成している家族や地域社会、さらに学級・学校のグループ・ダイナミクスについての理解を深め、より広く深い理解に基づいた教育活動の探索ならびに実践方法の創造を目指す。
到達目標  学校現場とその関連領域における実践と理論が結びついた、心・人間・社会についての広い視野と多面的・総合的な理解力を伴った専門的識見を養う。特に、社会的価値観における異質なものを理解する観点や、人間の潜在的な主体性を見出し支える観点を発掘し、自らの観点を見直す姿勢を養う。
授業計画と内容 第1週 オリエンテーション
第2~第15週 事例検討

毎回、事前に決定された事例提供者(現場教師・スクールカウンセラー等)の発表素材に基づき、討議を重ねるが、内容展開に応じて適宜、講師による精神分析的視点からの講義をまじえる。
具体的には、いじめ・不登校・非行・発達上の問題をかかえる生徒、学級運営上の問題や保護者との軋轢や葛藤等の問題に関し、それらの理解と対応について検討する。

出席者全員によるグループ・ディスカッションならびにグループ・スーパービジョン形式を用い、授業参加者の経験を踏まえた実践知に満ちた発言を活用しながら、そこに発生してくるグループ・ダイナミクスにも目を向け、提示された事例素材を多面的かつ精密に検討していく。そこでは授業参加者自身の在り方にも目を向ける機会が発生する。

ここで取り上げる事例素材は、その生徒の抱えるこころの病理のみならず、その子たちを取り巻く家族や親族、地域社会の精神病理や健康要素を含んでいる。それに加えて、その子らに環境を提供している学級や教師組織の力動によって構成される学校の病理や健康要素も含んでいる。それらが絡み合い、有機的にかつダイナミックに活性化されているその実態にも目を向ける。前期の授業を踏まえて、より詳細な理解と対応実践方法の創造を目指す。
成績評価の方法・観点 出席を前提に、発表や討議の内容および姿勢等を含め、到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 カウンセリングや心理療法に関する一般的な知識。学校現場での実践経験。
授業外学習(予習・復習)等 討議した臨床素材(発表ケース)をその後の自らの臨床に生かすよう、適宜復習する態度を身に着けること。