コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】臨床心理学コース 臨床心理実習IA(心理実践実習)

臨床心理実習IA(心理実践実習)

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-EDU47 58831 PJ46
開講年度・開講期 2020・通年
授業形態 実習
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月3・4
教員
  • 岡野 憲一郎(教育学研究科 教授)
  • 高橋 靖恵(教育学研究科 教授)
  • 河合 俊雄(こころの未来研究センター 教授)
  • 田中 康裕(教育学研究科 准教授)
  • 松下 姫歌(教育学研究科 准教授)
  • 西 見奈子(教育学研究科 准教授)
  • 梅村 高太郎(教育学研究科 講師)
授業の概要・目的  京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター 心理教育相談室において相談申込がなされた事例を実際に担当し、心理面接や心理査定等を行う。
 また、そのために必要な事前実習、実際のケースの担当にあたっての具体的準備をおこなう。
 実際のケースを担当し、事後の振り返り作業、各回における事例の見立てと必要な心理支援の体制および方針の検討等をおこなう。
 事例担当におけるあらゆる臨床経験を通じて、心理臨床における専門家としての実践活動に必要な知識と技能を涵養することが本授業の目的である。
到達目標 (ア)心理に関する支援を要する者等に関する以下の知識及び技能の基本を修得する。
(1)コミュニケーション
(2)心理査定・心理検査
(3)心理面接
(4)地域支援

(イ)心理に関する支援を有する者等の抱えている問題を理解するとともにニーズを把握し、支援の方針や計画を立てることができる。

(ウ)心理に関する支援を要する者の抱えている問題について、チームアプローチ、多職種連携、地域連携等、必要な支援体制を検討し実践することができる。
 
(エ)心理専門職(臨床心理士・公認心理師を含む)の職業倫理及び法的義務を理解する。
授業計画と内容 ■事前実習: 心理教育相談室において実際にケースを担当するにあたって必要となる項目について学ぶ実習をおこなう。
内容としては以下の1~11を予定している。
期間は概ね前期にあたる期間内を予定し、必要に応じて、集中講義形式でおこなうこととする。

1) オリエンテーション
2) 心理査定および心理面接に必要なコミュニケーションと対応
3) 心理査定と心理検査
4) 心理面接
5) 問題の見立てと支援方針
6) 支援に必要な枠組と体制のととのえ方
7) 個人面接・チーム支援・地域支援と多職種連携
8) 倫理と関連法規
9) 各回の振り返りと見立て・方針・対応の再検討:ケースを通じて心に学ぶ
10)事例担当の準備性の確認: 準備性が一定の水準に達していることを本人の自己評価に加え、科目担当教員が評価・確認
11)相談室オリエンテーション


■相談室担当ケース実習: 新規ケースもしくは引継ケースをインテークし担当する。心理教育相談室という社会的に開かれた機関の性質上、実習授業の開講曜日時限の時間帯に限らず、他の時間帯においても、相談者との調整のうえで実習をおこなう。

■事後実習: 一年間の実習を振り返り、総括する実習をおこなう。


【時間数】時間数120時間、うち担当ケース時間数60時間

□事前実習(前期) 56時間 (4時間×14回分 ※集中形式の場合もある)

□相談室担当ケース実習 60時間 (3時間×20回分 ※※3時間=予習1時間+実施1時間+復習1時間)
□事後実習(総括) 4時間 (4時間×1回)

※※具体的なケースを実際に担当するにあたって、
セッションの前に必要な準備をおこない方針を立てるなどの予習1時間、
セッション後にそのプロセス等を振り返り捉え直すなどの復習1時間は、
実習時間に含まれているので必ずおこなうこと。

なお、上記の総時間数および担当ケース時間数は、その下限であり、実際にはこれらの時間数を超えることがある。また、それらの時間数を何回でおこなうかといった、回数については変更することがある。
成績評価の方法・観点 実習へのコミットメント、事例担当における心理臨床実践、レポートをもとに、到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 ・教育学研究科以外の学生は履修不可。受講は臨床心理学コースの学生に限る。
・履修にあたっては、臨床心理学コースにおける実習に関するガイダンスを受けること。
授業外学習(予習・復習)等 ・心理臨床実践そのものに関して、心理療法理論や心理査定理論、医学をはじめ関連分野の理論や知見について自学自習を重ねること。
・その他、心理臨床実践に必要となる事項に関しても、関連文献等にあたり、自学自習を重ねること。
・その際、理論や知見を単なる知識として身に着けるのではなく、その理論や知見は、何をどの視点から捉えたものであるかを再検討するよう心掛けること。それらを自らの体験を通して咀嚼することで、既存の理論や知見の捉えているものを再発見するとともに、新たな視点から捉え直すことにつながる。