コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】臨床心理学コース 臨床人間形成学実習III

臨床人間形成学実習III

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-EDU47 58766 PJ46
開講年度・開講期 2020・通年
授業形態 実習
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金1・2
教員
  • 田爪 宏二(教育学研究科 客員准教授)
  • 山崎 基嗣(教育学研究科 特定助教)
授業の概要・目的  観察を通して子どもの姿を直接的に把握することは,心理学的側面から子どもを理解し,適切な支援の在り方を考える上で不可欠である。
 本授業では,幼稚園を主なフィールドとして,観察の実践およびその結果についてのカンファレンス,考察を通して,体験的に子どもを対象とする心理的支援のための基礎となる力を培う。またその中で,保育の現場における行動観察に基づくアセスメントの技法および倫理的内容について学習する。
到達目標 ・行動観察を通して保育現場での心理発達について考察することができる。
・行動観察の記録と分析の手法について理解する。
・行動観察に基づくアセスメント技法を修得する。
授業計画と内容  京都教育大学附属幼稚園をフィールドとして,幼児期の子どもの行動観察を行う。
前期
 第1回 オリエンテーション
  授業の進め方,フィールドでの観察における配慮や留意事項について説明する。あわせて,心理学の方法論としての観察法について講じる。
 第2回~第14回 保育現場における観察の実践および結果の検討
  幼稚園における集団の観察とともに,ケース児の継続的な行動観察を行う。それにより,行動観察に基づくアセスメント技法を修得し,実践的に心理発達の理解を深める。観察に基づき毎回フィールドノートを作成し,それをもとにカンファレンスを実施する。
 第15回 前期のまとめ 
  前期の行動観察を振り返り,その成果をまとめるとともに,後期に向けて研究課題(観察テーマ)を設定する。

後期
 第16回~第29回 研究課題に基づく観察の実践および結果の検討
  前期に引き続き担当児の継続的な行動観察を行うとともに,後期では新たに各自が設定した研究課題に基づく観察データの収集を行う。観察に基づき毎回フィールドノートを作成し,それをもとに検討会を実施する。あわせて,行動観察による研究論文作成の手法について解説する。
 第30回 まとめと研究成果の報告
  通年の行動観察による演習を振り返るとともに,各自が設定した研究課題に対する成果を発表,議論する。
成績評価の方法・観点 【評価方法】
参加状況,行動観察における主体的・積極的な姿勢・態度,および毎回のフィールドノートの提出やそれに基づく討論の内容などを総合的に評価する。

【評価方針】
到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 ・保育現場での演習が中心になるので,子どもの心身の発達および保育現場についての基礎的な理解と配慮が求められる。
・継続的な観察のため,特段の理由のない欠席や中途での履修放棄は原則認められない。
・観察においては主体的かつ協調的な受講態度が望まれる。
・保育の流れによっては観察の時間帯に変更が生じる場合がある。
授業外学習(予習・復習)等 ・参考書等を熟読し,観察の理論的背景や倫理面の理解に努めること。
・フィールドノートの作成は授業時間外に各自で行う。
参考書等
  • 実践研究の理論と方法, 本郷一夫, (金子書房), ISBN: ISBN:978-4760895724
  • 子どもエスノグラフィー入門:技法の基礎から活用まで, 柴山真琴, (新曜社), ISBN: ISBN:978-4788509733
  • 保育現場で使えるカウンセリング・テクニック, 諸富詳彦・冨田久枝, (ぎょうせい), ISBN: ISBN:978-4324099568