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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】臨床心理学コース グループ・カウンセリング演習II

グループ・カウンセリング演習II

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科目ナンバリング
  • G-EDU47 58541 SJ46
開講年度・開講期 2020・後期
授業形態 課題演習
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水3
教員
  • 田中 康裕(教育学研究科 准教授)
  • 梅村 高太郎(教育学研究科 講師)
  • 山崎 基嗣(教育学研究科 特定助教)
授業の概要・目的  臨床心理学は,心理療法・カウンセリングおよび心理査定の基礎をなす学問であり,理論と実践とが相互に・密接に連関しているという特徴がある。また,発達課題や心理的問題は“心的次元における自分と他者(自性・他性)”の成立のあり方と深く関わっている。
 本授業は,基本的にグループやペアでの課題演習の形をとり,心理療法およびカウンセリングの基礎,すなわち臨床心理学の実践的側面に関する基礎を,自らの心的行為・心的体験を通じて習得するとともに,臨床心理学においてきわめて重要である「自分」のあり方,心的次元における自と他について気づきを深めることを目指す。
 加えて,これらの体験的演習を通して,心理療法(心理面接・遊戯療法)や心理査定の本質と,人間のこころに対する本質についての理解をさらに深めることを目指す。
到達目標 1) 普段は無自覚であることが多い,心の基礎的なはたらきの一つひとつにフォーカスをあて,心的体験を即自的・対自的あるいは即時的・事後的にモニターすることを通じて,心のはたらきや体験をさまざまな次元でつかみ,自分や心についての気づきを深める。
2) このような実習体験を通じて,普段意識されていないうちに常にはたらいている心的はたらきや,明確に意識されていない潜在的な心的体験に,意識を向けることによって,よりよく自分の心に開かれていくような心的態度を養う。
3) これらを踏まえつつ, 臨床心理学および心理療法、心理査定の本質についての理解を深める。
授業計画と内容  この授業は「グループ・カウンセリング演習I」と併せて受講することを前提に,以下のように運営する。
 基本的に,受講生をA班とB班の2班に分け,班ごとにグループ演習をおこなう。
グループは前期の「グループ・カウンセリング演習Ⅰ」(A班:田中、B班:梅村)と,後期の本授業(A班:梅村、B班:田中)というローテーションで,以下の諸課題について実習的演習を行う。
 内容によって,合同での演習をおこなう場合もある。
 また,合宿形式での実習をおこなう予定である。

第1回 オリエンテーション(合同)

第2回~第15回 基礎的ワーク

班に分かれ,下記Ⅰの項目に関する基礎的ワークをおこなう。

Ⅰ【基礎的ワーク】:心的機能への気づき・心的次元における自他体験を捉えるワーク
<田中>
① オリエンテーション
② ゆだねる
③ あたためる
④ かく1
⑤ かく2
⑥ かく3
⑦ きく1
⑧ きく2
⑨ やってみる1
⑩ やってみる2
⑪ やってみる3
⑫ うつす

<梅村>
① オリエンテーション
② 尋ねる
③ 意見を交わす1
④ 意見を交わす2
⑤ 自分を表現する
⑥ 声・動きで伝える
⑦ 絵を描く1
⑧ 絵を描く2
⑨ 指で描く
⑩ 信じる
⑪ 疑う
⑫ 勝負する

※合宿型の実習の内容については,授業中に別途説明する。
なお,内容は学習の進み具合等に応じて変更する場合がある。
成績評価の方法・観点 【評価方法】
・適宜レポートを課す。授業への出席を前提に,実習活動へのコミットメント,ディスカッションでの発言やレポートをもとに評価を行う。
・その際,上記の到達目標に掲げた諸観点を総合し,担当教員合議の上で,実習独自の基準を設け評価する。

【評価方針】
到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 ・「グループ・カウンセリング演習Ⅰ」と併せて受講すること。
・合宿型実習に参加できることが、受講の前提要件となる。
授業外学習(予習・復習)等 ・心的体験の振り返りが重要である。振り返りの際,体験やそれに付随する気づきについて“良し悪し”のラベルを貼るのではなく,体験そのものを忠実につかみ直すことに重点をおく。
 例えば,できるかぎり,体験を忠実になぞって書き出してみることで,一瞬一瞬の体験のつかみ直しと,体験全体のつかみ直しを試みる。そのことによって,新たな気づきやさまざまな次元や角度からの把握につながりうる。
・実習内容や実習体験を通じて生じた疑問や新たな興味にしたがって,自発的に心理学その他の関連文献を調べてみることで,心についてとらえる視野を広げ,問題意識を深める。
教科書
  • 必要に応じて資料配付する。