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認知心理学特論I

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科目ナンバリング
  • G-EDU46 57246 LJ46
開講年度・開講期 2020・後期
授業形態 特論
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水1
教員
  • 江島 伸興(京都大学 特定教授)
授業の概要・目的 基本的データ解析法、実験計画法、テスト理論、情報理論、項目反応モデル、因子分析などを解説し、人の行動や応答に対するの研究への橋渡しのための授業を目標とする。また、問題解決、文章理解、数的処理、記憶のなどの認知行動を知識構造(スキーマ)、学習および発達と関係づけた議論も行う。
到達目標 人の能力や特性は認知行動を議論する上での仮説的な成分で、直接的な観測ができない。その数理的な議論は能力や特性を潜在変数とし、観測可能な応答結果(行動)を顕在変数とした関数関係を仮定して行う。本講義では基本的な統計解析技能の習得と、その上に立脚した将来の研究計画の理論的な展開ができる能力を涵養する。数理統計学、テスト理論、実験計画法、情報理論、因子分析などの理解から、刺激と応答に関する数理モデルが考究できることを目標とする。理論講義の中で、問題解決、文章理解、数の計算、情報量と記憶などの認知行動についての議論を行い、将来の研究への一助なるように講義を行うことを目指している。
授業計画と内容 1. 導入(研究と認知行動)

2. データの要約(統計量)

3. 確率変数と基本分布(文章理解)

4. 古典的テスト理論(1) (能力の測定)

5. 古典的テスト理論(2) (信頼係数の推定)

6. 母数の最尤推定と推定量の漸近分布 (数の処理におけるスキルの階層性)

7. 標本分布(1) (二項分布とポアソン分布)(中心極限定理)

8. 標本分布(2) (カイ自乗分布、t分布、F分布)

9. 二標本検定

10. 相関分析

11. 実験計画法(1)(一元配置法)

12. 実験計画法(2)(乱塊法)

13. 情報理論(1) (情報量と人間の情報処理)

14. 情報理論(2)(短期記憶)

15. 試験

16. フィードバック授業
成績評価の方法・観点 【評価方法】
定期試験50%、レポート30%、出席および毎回の討議など20%で評価する。
試験では講義内容の基礎が理解ができているか否かを評価する。

【評価方針】
到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 統計学の基礎を学んでいることが望ましいが必須ではない
授業外学習(予習・復習)等 テキストを作成し配布するので、関連箇所の予習ができるようにしている。
教科書
  • 講義用にテキストを作成し、受講者に配布する。
参考書等
  • 基本多変量解析, 浅野長一郎、江島伸興, (日本規格協会), ISBN: ISBN:ISBN4-542-60105-6
  • 現代テスト理論, 池田央, (朝倉書店), ISBN: ISBN:ISBN4-254-12647-6
  • 項目反応理論, 芝祐順, (東京大学出版会), ISBN: ISBN:ISBN4-13-141200-0
  • 基本統計学, 浅野長一郎、江島伸興, (森北出版), ISBN: ISBN:ISBN4-627-09374-5
  • 認知心理学講座 4 学習と発達, 波多野誼余夫(編), (東京大学出版会), ISBN: ISBN:ISBN 4-13-014009-4