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文化政策学特論

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科目ナンバリング
  • G-EDU52 56252 LJ47
開講年度・開講期 2020・前期
授業形態 特論
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木2
教員
  • 佐野 真由子(教育学研究科 教授)
授業の概要・目的  たとえば文化多様性の維持を謳うこと、異文化交流を推進すること、文化を資源として活用すること、危機に瀕した伝統文化を保存しようとすること――人類のよりよき未来のためにこれらの手立てを講ずることは、自然な文化的連続を特定の視角から意義づけ、解釈し、整理することを意味する。それは、とりかえしがつかないほどの矛盾を孕んだ行為である。
 授業の直接の狙いは、現実社会のさまざまな事例を取り上げ、そうした問題を明るみに出して議論することにある。その積み重ねを通じ、文化政策の実践、研究に従事する者が直面し、省察すべき諸問題について意識を深めるとともに、より広く現代社会の諸相を掘り下げようとする誰もが、その基礎として文化を捉える意識を研ぎ澄ませ、隠された問題に自ら気づくことができるようになることをめざす。すべての学生に開かれた議論の場である。
 授業では下記テキストの輪読を軸に、受講者の関心に応じて他の論説や現場の事例を取り入れつつ、ディスカッションを繰り返していく。


 
到達目標 ・文化の抱えるさまざまな問題に真摯に向き合い、世界の実情に対する想像力を鍛える。
・文化政策が根本的に抱える矛盾について理解を深め、自身の研究上の関心とつなげて課題化することができる。 また、人間社会を学問の名で検証しようとする行為自体を省察した経験を持つ。
・各種のテキストを的確に把握したうえで、わかりやすい報告にまとめて伝えることができる。
・議論を通じて参加者相互の問題意識を高めることに貢献することができる。
授業計画と内容 ①ガイダンス
②~⑭テキスト(および必要に応じてその他の関連資料)の読み込みと報告、ディスカッション
⑮まとめとフィードバック

※授業の進行は受講者の人数や構成によって調整する。
成績評価の方法・観点 【評価方法】分担部分の報告、ディスカッションへの貢献、期末レポートを、それぞれ三分の一の割合で加味した総合評価。

【評価方針】到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業でのディスカッションから得た問題意識を、日常生活のなかで鋭敏に働かせるようとくに努めること。
教科書
  • 異文化理解の倫理にむけて, 稲賀繁美, (名古屋大学出版会、2000年), ISBN:4-8158-0381-1