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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 教育学研究科 【修士】基盤科目 教育情報学特論

教育情報学特論

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科目ナンバリング
  • G-EDU13 56007 LJ10
開講年度・開講期 2020・後期
授業形態 特論
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木3
教員
  • 久富 望(教育学研究科 助教)
授業の概要・目的 情報通信技術(ICT)の発展に伴い,教育学の研究方法や学校教育などの在り方は大きく変わっている.
本授業では,研究や学校教育等においてICTを活用できる人材を育てることを目的として,以下の授業を行う.
①初等中等教育を中心にICTの活用状況について知見を深め,有用性や問題点について考察を行う
②主にプログラミング言語Pythonを用い,学校教育の現場・研究活動の双方で活用可能な,基本的なプログラミングの知識・経験を得る
(なお,本授業は学部(3回生以上)と大学院の共通科目となっている)
到達目標 「授業の概要・目的」で述べた①,②のそれぞれに対して基本的な知識を身につける.①については,学校教育が情報環境を整えて教育することが求められていることなどを背景に,学校教育におけるICTを活用した授業デザイン,教科書や教材,学校作りなどについての事例を通じ,正しい知識の下で有用性や問題点について自らの考えをもち,議論を行えるようになることを目指す.②に関しては,プログラムの原理や仕組みの基礎を理解し,ライブラリの利活用をしながら,意図した処理をデザインできるようになるための基礎となる考えを身につけることを目指す.
授業計画と内容 以下のテーマについて,講義を中心とした座学によって深い理解を得る他,演習による応用力を身につけることを目指す.
なお,このうち「1 学校教育における情報化の現状」「2 プログラミングの基礎の理解」は合計9週かけて実施する.

0 導入(1週)
本授業の背景と授業計画を概観する.主に,日本学術会議の教育データ利活用分科会による提言の内容を中心に紹介する.

1 学校教育における情報化の現状(5週)
初等中等教育の現場,自治体,教科書会社,教育情報システムを提供する民間企業などの立場から,学校教育における情報化の現状について,講義などを通じて知見を深める.

2 プログラミングの基礎の理解(4週)
学校現場で用いられることの多いExcelに標準で付いているマクロ機能などを用い,if文,for文,関数の自作などの簡単な機能を学び,プログラミングについて学ぶ基礎とする.この後,近年注目が高まっているプログラミング言語Python(他の言語も必要に応じてサポートする)を主に用いながら,プログラミングについて基礎を理解する.

3 プログラミングを用いた自由演習(5週)
本講義を受けて学んだことを活用し,プログラミングを用いて課題を自らで探し,決定し,システム設計とプログラミングを行う.最後に受講者間で発表を行い,内容を共有する.これはグループで行っても構わない.

なお,受講者の理解状況を見極め,必要な場合には説明や課題を追加するなどにより受講者が一定のレベルに達するように講義を行う.
成績評価の方法・観点 【評価項目】
成績の評価は,出席および演習への取り組み(50%)と,最後の自由演習に関する発表に対する評価(50%)で行う.筆記試験は行わない.

【評価方針】
到達目標について,教育学研究科の評価方針に従って評価する.
履修要件 基本的なパソコンの操作やWebブラウザによるインターネットの閲覧ができること.プログラミングの知識や経験は必要ない.
本授業では各自のノートPCを「2 プログラミングの基礎の理解」「3 プログラミングを用いた自由演習」において用い,3週目以降は必須とする.持ち込むノートPCの性能は低くてもよく,Windows,Mac,LinuxのいずれかのOSが起動し,通常通り利用できていればよいが,これから購入を検討する学生に対しては,必要に応じて貸与も含めて相談に応じる.
授業外学習(予習・復習)等 授業の前後で必要に応じ,プログラミング等の自習を行うことが望ましい.