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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語及び英語授業 1644003インド古典学(演習)

1644003インド古典学(演習)

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科目ナンバリング
  • G-LET13 71644 SJ36
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 演習
対象学生 大学院生
使用言語 日本語及び英語
曜時限 金3
教員
  • 横地 優子(文学研究科 教授)
授業の概要・目的 9世紀にカシュミールでシヴァシュヴァーミンŚivasvaminによって著された『Kapphinabhyudaya(カッピナ王の興隆)』は、成熟期のマハーカーヴィヤの代表作であるマーガ作『Śiśupalavadha(シシュパーラの殺害)』(6世紀)を模範として作られていると思われる。本授業では、後者の第15・16章を模範としていると思われる『Kapphinabhyudaya』の第16章をとりあげる。本章では、プラセーナジット王とカッピナの使者とが、戦争か和平かを巡って2重の意味をもつ会話を行うが、ここで2重義、時には3重義がどのように使われているかを『Śiśupalavadha』の該当章での使用法と比較しつつ考察する。
到達目標 成熟期の、技巧をこらしたサンスクリット詩を読解する力が身につく。またインドにおける文学の伝統が実際にどのように機能していたのかを学ぶことができる。
授業計画と内容 第1~2回 Kapphinabhyudayaの概説、Kapphinabhyudaya第16章とŚiśupalavadha第15・16章の対応する会話構成の比較
第3~14回 Kapphinabhyudaya第16章を講読し、会話における2重義・3重義の用法を、Śiśupalavadhaにおける用法と比較しつつ検討する。
第15回 総括
成績評価の方法・観点 平常点で評価する。
履修要件 中級程度のサンスクリット読解能力
授業外学習(予習・復習)等 Kapphinabhyudayaには現代語訳が存在しなので、予習に十分な時間が必要となる。表面的には特に難しい章ではないが、第2の、時には第3の意味の解読に力を注いでもらいたい。
教科書
  • 授業中に扱うテキストの章については、最初の授業の際に資料をアップロードしたリンクを指示する。主たるテキストは、Michael Hahn (compiled by Yusho Wakahara), Kapphinabhyudaya or King Kapphina's Triumph: A ninth century Kashmiri Buddhist Poem. Institute of Buddhist Cultural Studies, Ryukoku University, Kyoto, 2007. (978-4-8318-7281-4 C3015)。