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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 M361003社会学(特殊講義)

M361003社会学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET30 6M361 LJ45
開講年度・開講期 2020・通年
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 松田 素二(文学研究科 教授)
授業の概要・目的 本授業の目的は、フィールドワークの手法を学習しながら、以下の五点を基軸に地域社会調査を企画実行することにある。その五点とは、第一に、地域社会が育んできた社会編成の制度と智慧を学びこと、第二に、地域社会が直面している困難(農林漁業の困難、後継者不足、過疎化、少子高齢化など)の実態を学び、その対応を考えること、第三に、東海、南海、東南海地震による甚大な被害が想定される地域が、それに対処するためにどのように対応を準備しているのか(できていないか)について検討すること、第四に、地域社会で暮らす人々が様々に挑戦している「地域おこし」の実践と協同してその問題点と可能性を洗い出すこと、そして最後に、地域の人たちと共に地域の近未来像を考えることで地域に社会調査の成果を還元すること、である。調査地は一九九八年以降、地元自治体と連携して本研究室が地域社会調査(「地域に学ぶ」)を実施してきた三重県南部東紀州地域である。
到達目標 過疎高齢化が進行し、生業基盤が衰退し、社会組織や祭祀の維持も困難になりつつある小社会において、こうした困難に村人がどのように対応し社会の再編・再創造をはかろうとしているのかを地域から学ぶことを到達目標とする。
授業計画と内容 第一期(1回~3回) 現代日本社会における農山漁村の実態について主に学ぶ。
第二期(4回から6回) 日本の農村社会学、地域社会学の理論的枠組について地域社会学、村落社会学の蓄積から学ぶ。
第三期(7回から9回) フィールドワークについての基礎的な考え方と方法・スキルを学ぶ。
第四期(10~12回) 調査地の概要と調査地に関する先行研究を整理した上で、予備調査を実施する。
第五期(13~15回) 現地サポーターと協力して調査のデザインを行い本調査を実施する。
第六期(16~18回) 現地調査データの整理を行う
第七期(19~21回) 調査データをもとに知見を理論的に位置づける
第八期(22~24回)比較すべき他地域の現況について調査すると共に補充調査を実施する 第九期(25~27回)各自のレポートを作成し報告・討議・検討する
第十期(28~30回) 報告書を完成させ現地に成果を還元する
成績評価の方法・観点 平常点と報告書執筆のレポートによって評価する
履修要件 予備調査(6月・一泊二日)、本調査(9月・三泊四日)、補充調査(11月・一泊二日)、とくに9月下旬の本調査には必ず参加すること。
またその成果を報告書に執筆すること。
授業外学習(予習・復習)等 参加学生は、各自調査対象の地区を一つ選び、5人で一つの班を編成して共同でフィールド調査を実施する