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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 M191020英語学英米文学(特殊講義)

M191020英語学英米文学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET20 6M191 LJ36
開講年度・開講期 2020・前期集中
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 井出 新(非常勤講師)
授業の概要・目的  この特殊講義の目的は、(1)ルネサンス期の英語テクストを読む時に必要な技法がどういうものであるかを文学的・歴史的文脈に留意しながら概観し、(2)様々な現物のマニュスクリプトや印刷本を教室に持ち込んで、生の歴史史料や文献の質感を確認しながら、(3)我々に馴染みのない書体で書かれたテクスト、或いは図像が用いられているテクストを読みこなす技法を身につけることである。特にルネサンス期のブラック・レター、スクライバル・ハンド、宗教的図像などの解読技法を習得するために、当時の印刷本、土地契約書、遺書、時祷書などを用いて講義を進めて行く。
到達目標 (1)多種多様なジャンルの文学作品を英語で読解する力を身につける。
(2)複数の作品を主題や構造といった文学的観点から比較分析し、作品の特性を実証主義的に考察する力を身につける。
(3)編集されていない16世紀の英語文献でも読むことができる力を身につける。
授業計画と内容 第1回 紙の使い方と数え方をマスターする(1)──印刷本の誕生とマニュスクリプト文化
第2回 紙の使い方と数え方をマスターする(2)──印刷本とベン・ジョンソンの作家的野望
第3回 ブラック・レターの活字書体に馴れる(1)──ブロードサイド・バラッドとイギリス・ジャーナリズムの誕生
第4回 ブラック・レターの活字書体に馴れる(2)──オフィリアとバラッド
第5回 ブラック・レターの活字書体に馴れる(3)──劇場とバラッドの関係性
第6回 スクライバル・ハンドのマニュスクリプトを読む(1)──「印刷本の汚辱」という概念
第7回 スクライバル・ハンドのマニュスクリプトを読む(2)──ゲイブリエル・ハーヴェイの書簡作法
第8回 スクライバル・ハンドのマニュスクリプトを読む(3)──ハムレットの「硬い肉体」と「汚れた肉体」
第9回 スクライバル・ハンドのマニュスクリプトを読む(4)──シェイクスピアの遺書
第10回 イタリック・ハンドで書く──マルヴォリオのラブレターと習字本
第11回 レター・ロッキングの技術──イングランドの諜報活動とクリストファー・マーロウ
第12回 挿絵を読み解く(1)──エリザベス一世の祈祷書とプロテスタンティズムの偶像破壊運動
第13回 挿絵を読み解く(2)──時祷書の欄外装飾と予型論的歴史観
第14回 挿絵を読み解く(3)──演劇テクストと挿絵の文化
第15回 まとめ──イギリスの古文書館における史料調査にむけて
成績評価の方法・観点 ・単元毎に行う10回の小テスト(各10点満点)の合計点(100点満点)で評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 本講義では多岐に亘る作品や文化的事象を取り扱う予定なので、復習の際には、授業時に紹介する参考文献や歴史史料を活用しながら、理解を深めること。
教科書
  • 教科書は使用せず、教員が作成した資料を授業時に配布する。