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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 9620001シュメール語(初級)(語学)

9620001シュメール語(初級)(語学)

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科目ナンバリング
  • G-LET49 89620 LJ48
開講年度・開講期 2020・通年
単位数 4 単位
授業形態 語学
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金1
教員
  • 森 若葉(非常勤講師)
授業の概要・目的  古代メソポタミア文明で話されていたシュメール語は、紀元前四千年紀末からおよそ三千年間にわたって数多くの資料を残す楔形文字言語である。
 この言語は、複雑な動詞組織をもち、系統関係が不明な膠着語であることが知られている。本授業は、楔形文字で記されるシュメール語の文法と楔形文字文献について学ぶことを目的とする。
 文法の解説とともに、最古の文字である楔形文字の成立としくみ、および系統不明の古代語であるシュメール語ほか楔形文字言語の解読についてもふれる。
 比較的簡単なシュメール語資料の講読を行い、適宜、そのほかの資料についても内容の紹介をおこなう。死語となってのちに長期間にわたって書き継がれた言語の文法の問題点などもあわせて論じる。授業で扱うシュメール語資料は、王碑文、行政経済文書、裁判文書、文学作品、文法テキストを予定しているが、受講学生と相談し変更することもある。
到達目標  世界最古の文字で、その後三千年間古代メソポタミア世界の様々な言語を書き記した楔形文字の書記体系、およびシュメール語の基本的文法構造を理解する.
 また、楔形文字で記されたシュメール語のさまざまな文献を実際に講読し、その内容を知ることにより、シュメール語文法と楔形文字についての知識を深める。
授業計画と内容 基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあいや受講学生の希望に応じ、順序やテーマは変更されうる。
<前期>楔形文字およびシュメール語文法の概説とともに、簡単な資料の講読を行う。粘土板および円筒印章を作成する実習を行う。
第1回 シュメール語の背景―メソポタミア文明の世界について
第2回 シュメール語と楔形文字について
第3回 楔形文字の解読と楔形文字で書かれた諸言語について(第3回)
第4回 楔形文字の成立としくみについて(第4-5回)
第5回 シュメール語文法(1)、楔形文字文献について
第6回 シュメール語文法(2)、王碑文を読む
第7回 シュメール語文法(3)、王碑文を読む
第8回 シュメール語文法(4)、行政文書を読む
第9回 楔形文字粘土板・円筒印章実習-粘土板と印章を作成
第10回 シュメール語文法(5)、行政文書を読む
第11回  シュメール文学の紹介
第12回 シュメール文学作品を読む
第13回 シュメール・メソポタミアの「法典」紹介
第14回 裁判記録を読む
第15回 行政文書・裁判記録を読む

<後期>
 文法概説と並行して下記文献の講読、資料の紹介を進めていく。総合博物館の許可のもと、博物館が所蔵する楔形文字粘土板の見学実習を行う予定である。
第1回 文献から見るシュメールの生活
第2回 シュメール語文法(6)、行政文書を読む
第3回 シュメール語文法(7)、行政文書を読む
第4回 シュメール語文法(8)、行政文書を読む
第5回 シュメール文学作品を読む
第6回 シュメール語文法(9)、行政文書を読む
第7回 シュメール語文法・語彙文書概説、王碑文を読む
第8回 京都大学総合博物館所蔵資料紹介
第9回 京都大学総合博物館所蔵資料を読む
第10回 京都大学総合博物館粘土板見学実習
第11回 シュメール文学作品を読む
第12回 シュメール文学作品、王碑文を読む
第13回 行政文書、王碑文を読む
第14回 行政文書、王碑文を読む
第15回 まとめ  
成績評価の方法・観点 平常点(講読の状況・授業中の発言)[20%]および学年末レポート(シュメール語文献の翻字・翻訳)[80%]を予定.
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  事前に授業中に配布する資料に目を通してもらうことがある。また、文献講読については、授業前にシュメール語テキストの文字や単語について調べてきてもらうことがある。
教科書
  • 授業時に資料およびテキストのコピーを配布する.  楔形文字粘土板実習の際、粘土等を各自用意してもらう必要がある。
参考書等
  • 授業時に資料およびテキストのコピーを配布する.