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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 8231004科学哲学科学史(特殊講義)

8231004科学哲学科学史(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET32 68231 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 伊勢田 哲治(文学研究科 准教授)
授業の概要・目的 科学のようで科学でない領域、いわゆる疑似科学は長らく科学哲学の1つの関心領域となってきた。特に、ポパーの設定した「境界設定問題」において、科学と疑似科学の境界設定は中心的なテーマとなった。1980年代以降このテーマの研究は下火となっていたが、近年『疑似科学の哲学』というアンソロジーが編まれるなど、この問題への関心は再び高まりつつある。この授業では、古典的な論文とアンソロジー『疑似科学の哲学』に収録された論文を中心に、疑似科学と科学の関係について科学哲学の観点から改めて考える。
到達目標 境界設定問題の展開を理解するとともに、科学と疑似科学の切り分けについてどのような立場があるかを理解し、批判的な検討ができるようになる。
授業計画と内容 第一部 歴史的背景
1 境界設定問題の歴史(1回)
2 疑似科学概念の歴史 (1回)
第二部 古典的論文
3 ポパーの定式化(2回)
4 クーンらの対案(1回)
5 ルースと創造科学(1回)
6 ラウダンの「薨去」論文(1回)
7 境界確定作業の社会学(1回)
第三部 近年の展開
8 近年の再定義の試み(2回)
9 プラグマティックアプローチ(2回)
10 疑似科学にまつわる現在の問題(2回)
11 まとめ(1回)
成績評価の方法・観点 二回のレポートで評価を行う(各50%)。評価は授業内容をどの程度理解できているか、またその理解した内容をどの程度活用して具体例が分析できているか、という視点から行う。
履修要件 特に履修要件はもうけないが、科学哲学の基礎的事項については知っているものという前提で授業が行われる。最低限オカーシャ『科学哲学』(岩波書店)は全体を読み理解しておくことが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 宿題となったリーディングは事前に読み、クラスディスカッションに参加できるようにしておくことを求める。
教科書
  • 主に以下の書籍からリーディングとして使用する部分を授業内で配布 Martin Curd et al. eds. (2013) Philosophy of Science: The Central Issues, Second edition. Norton. Masssimo Pgliucci and Maarten Boudry eds. (2013) Philosophy of Pseudoscience: Reconsidering the Demarcation Problem. The University of the Chicago Press.