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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 7331009社会学(特殊講義)

7331009社会学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET30 67331 LJ45
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 朝田 佳尚(非常勤講師)
授業の概要・目的  社会学はさまざまな社会的排除に対応しながら発達してきた部分がある。社会学創成期の古典理論や犯罪・非行に関する逸脱行動論がその代表例である。本講義ではこうした社会的排除との対応関係という観点から社会学の基礎的な理論を確認してみたい。もちろん、その際には具体的な社会的排除の事例も参照し、現代における応用の可否についても検討する。
 なお、社会的排除とは、これまでの社会学において逸脱、社会病理、社会問題などと言い換えられてきた現象を指す。名称が多岐にわたることは、方法論や当事者・観察者主義などの研究上の立場が関係するためである。受講生がみずから研究を実施する際の手がかりになるように、講義の一部で社会的排除をめぐる名称の変化や意味にも触れる。
 どのように現代の社会的排除を分析するか、また現象の記述をこえていかに社会的排除のメカニズムを捉えるのか。このような論点を想定しながら本講義を展開したい。
到達目標 ・社会的排除に関する理論の基本と多様性を理解する。
・社会的排除の事例やデータと理論との関連性を検討できる。
・関心のある対象をみずから選択し、分析できる。
授業計画と内容 1.授業の計画と概要
2.戦後少年非行4つの波
3.「遊び型」非行と漂流・中和の技術理論
4.社会的絆論と分化的接触理論
5.目標と手段の乖離
6.非行的下位文化論と欲望の無限拡大
7.欲望の低減化と準拠集団論
8.過労死と合理性
9.自殺と紐帯
10.施設化と規律から開放的な管理へ
11.児童虐待と相互行為の悪循環
12.監視社会と自己撞着的な権力
13.暴力と身代わり
14.リスク要因論と犯罪の定義の変化
15.社会的排除と批判的実在論
成績評価の方法・観点 授業内コメント(10%)、文献報告(10%)、期末レポート(80%)によって評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  予習に関しては、授業で取り上げる社会的排除の特徴を事前に調べることが望ましい。復習に関しては、授業で紹介する関連文献を読んで、授業内容の理解を深めることが求められる。
教科書
  • 授業内で関連資料および読解する文献を配付する。