コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6931010西洋史学(特殊講義)

6931010西洋史学(特殊講義)

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-LET26 66931 LJ38
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火2
教員
  • 小山 啓子(非常勤講師)
授業の概要・目的 フランス絶対王政と言えば教科書にも出てくるようなテーマですが、「絶対王政」とは実際にはどのような体制で、これまでどのような観点から研究されてきたのでしょうか。また、フランスという地域が形成されるにあたって歴史的に育まれてきた個性とは、どのようなものなのでしょうか。近年の近世フランス史研究の動向を明らかにしながら、アンシアン・レジーム期の諸制度、権力の所在、儀礼と象徴、都市の発展、宗教の問題、そして国家の形成といった、多様な角度から近世フランス社会を具体的に分析し、問題のありかを考えてみたいと思います。
到達目標 近世フランス社会の特質を理解すると同時に、地域や制度の多様性と王権のもとでの国家権力の動き、そしてそれらが孕む諸問題について歴史的に考察する力を養う。
授業計画と内容 第1回 導入:フランスの地域的多様性と国家形成
第2回 「絶対王政」をめぐる研究史
第3回 フランスにおける領域形成のあり方
第4回 官僚とはどのような人たちか
第5回 社会的結合関係からみたフランス
第6回 王権の支配の正統性はどのように説明されたのか
第7回 王位継承儀礼:聖別式と葬儀
第8回 宮廷と社会
第9回 都市の世界とその発展
第10回 都市と王権の対話:国王入市式(1)儀礼の歴史的変遷
第11回 都市と王権の対話:国王入市式(2)史料から読み取れること
第12回 国家と教会:共和国理念と宗教をめぐる問題
第13回 宗教改革運動の展開と主権国家
第14回 まとめ:「アンシアン・レジーム」は解体したのか?
第15回 フィードバック
 *フィードバックの方法については授業中に説明します。
成績評価の方法・観点 平常点:20%
(授業の数回に1回、本講義全体では計4回程度、授業中にミニレポートを実施する)
定期試験(筆記):80%
(講義内容の理解を前提に、所定の論点に関して説明・議論を展開する試験を実施する)
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 西洋史の基礎的な知識・理解力・表現力を修得する。
社会の様々な事象に関心を持ち、そうした問題の根底にある歴史的背景や世界とのつながりを考えるようにする。
講義中に紹介する参考文献を可能な限り読んで、問題関心を広げ、知識を深める。
教科書
  • 資料としてプリントを配布する。
参考書等
  • フランス アンシアン・レジーム論――社会的結合・権力秩序・叛乱――, 二宮宏之, (岩波書店), ISBN: ISBN:4000246364
  • 主権国家体制の成立, 高澤紀恵, (山川出版社), ISBN: ISBN:4634342901