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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6731021東洋史学(特殊講義)

6731021東洋史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET24 66731 LJ38
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水3
教員
  • 太田 出(人間・環境学研究科 教授)
授業の概要・目的  明清時代を対象とする中国近世の法制史研究では、近年、地域社会において実は訴訟を起こすこと自体がかなり身近なものであり、「健訟」(盛んに訴訟を行う)と呼ばれるような状況が現出していたことが明らかにされている。本講義では、明清時代の裁判機構、法典、裁判文書について概要を説明した後、明清時代の裁判の性格をめぐる議論を整理しながら、地域社会の秩序形成を紛争と調停、判決の性格といった視点から捉えなおしてみる。史料としては、基本法典のほか、行政最末端の地方官庁レヴェルの裁判史料、さらに司法官が自らの名裁きを誇示するために出版した判決集=判牘を用いることにする。
到達目標 中国近世の法と裁判について基本的な事項を理解するとともに、古典漢文や中国語史料の読み方・使い方を学び、自ら史料分析を行う能力を養う。
授業計画と内容 第1回:ガイダンス
第2回:明清時代の裁判機構
第3回:明清時代の法典
第4回:明清時代の裁判文書(一)──中央档案と地方档案
第5回:明清時代の裁判文書(二)──判牘
第6回:明清時代の紛争と調停
第7回:明清時代の判決の性格
第8回:明清時代の人々にとって訴訟はどれぐらい身近なものだったか?
第9回:誰が訴状を書いたか?──代書
第10回:当時、弁護士はいたか?──訟師
第11回:訴訟関係者はどのようにして呼び出されたか?──胥吏・衙役
第12回:訴訟関係者はどこに宿泊したか──歇家
第13回:州県行政から見た裁判と徴税
第14回:明清時代の訴訟と地域社会
第15回:フィードバック
成績評価の方法・観点 平常点50%、授業中の小テスト・小レポート50%で総合的に判定する。詳細は初回授業にて説明する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 各授業の最後に、次回の授業に関係の深い書籍や論文を紹介するので、次週までに目をとおしておくことを期待する。
教科書
  • 授業中にレジュメを適宜配布する。