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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6631020日本史学(特殊講義)

6631020日本史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET23 66631 LJ38
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火4
教員
  • 山田 徹(非常勤講師)
授業の概要・目的  近年、南北朝・室町時代に関する一般書が幅広く刊行され、社会的にも注目を集めている。これはともすれば一過性のブームのようにみえるかもしれないが、この時代を研究する立場からすると、その動向は、ここ二〇年ほどの間にこの時期に関する研究が飛躍的に増加し、多大な成果が蓄積されていったことと不可分ではない。
 ただ、研究の個別化傾向が強まっている現状においては、現在の研究段階で何が「当たり前」になっているのか、という点について、必ずしも十分な共通理解があるわけではないようである。そのため、研究の進展にかかわらず、かつての研究の枠組みが思わぬところで残っていたり、全体像がみえにくくなったりといった状況もあるようである。
 そこで本講では、こういった問題を克服するため、とくに当該期の権力論・支配体制論を中心に、どのようにして新たな視角や論点が析出されてきたのかを系統的にとらえ、それによってこの時代のとらえ方がどのように変わったのかを論じることとする。また、このように研究状況が変化したことを前提にしたうえで、この時代の総合的な像をどのように描き出していけばよいのかについても考えてみたい。
到達目標 ・南北朝・室町時代の権力論・支配体制論研究に関する基本的な考え方がどのようにして形成されたか、その関連分野が現在どのような研究状況にあるのかなどを理解する。
・そうした諸点に関する理解を踏まえた上で、自らの視点から史的考察をおこなうことができるようになる。
授業計画と内容 1.イントロダクション
2.古典学説と室町幕府・守護体制論 ─永原慶二と佐藤進一─(2週)
3.「社会史」研究は何をもたらしたか(3週)
4.室町期荘園制論(3週)
5.「制度史」研究への懐疑(2週)
6.室町幕府・守護体制論の批判的検討(3週)
7.まとめ
※以上の内容を順次取り上げる予定だが、講義方針と受講者の状況に応じて、テーマや順序を変更する可能性がある。
※フィードバックについては、授業中に説明。
成績評価の方法・観点 学期末レポート
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  授業では、さまざまな研究者の著書・論文に言及することとなる。
 とくに予習のために授業中で紹介する論文は、授業前に目を通していただくことで、より授業内容が理解しやすくなるはずである。
 そのほか、興味をもった事項やテーマに関連して、適宜関連書籍・論文を読むなどして自身でさらに掘り下げたりしてほしい。