コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6631001日本史学(特殊講義)

6631001日本史学(特殊講義)

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-LET23 66631 LJ38
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 谷川 穣(文学研究科 教授)
授業の概要・目的 帝国憲法と教育勅語によって、日本の近代国家は法と道徳を通じた統治に一つの枠組みを得たかに映る。しかし、それぞれ合理性と超越性を担当するというほど単純なものではなく、また常にゆらぎ、問いなおされるものであった。ではその特質は何であり、そこで形成された社会と、そこに生きた人々の経験はいかなる歴史的意味を持つのだろうか。本講義では、明治後期から大正期にかけて繰り返された国民教化政策とその特質を、教育・宗教・地域社会・女性・子ども・軍隊などの視角から捉え、そうした「ゆらぎ」について考えていきたい。
到達目標 近代日本社会とその統治体制の変容に対する歴史的理解を深め、視野を広げられるようになる。また多様な史料(未刊行の手稿史料も含む)を用いて実証的に論じる歴史学の手法を習得するとともに、歴史研究の対象と自己との関係がいかにあるべきかを、重層的に考えられるようになる。さらに、講義内容を批判的に再考することで、自らの問題意識を反映した論文作成の基礎能力を得ることができる。
授業計画と内容 第1回はイントロダクション、最終回(15回目)は「まとめ」。以下のトピックを受講生の理解度も勘案しつつ各2~3回講じる予定。
・教育勅語の不安定性
・戊申詔書と地方改良
・民力涵養と生活改善
・国民教化と女性/男性
・関東大震災と国民精神作興
・教化から動員へ
成績評価の方法・観点 期末のレポート(70%)と授業中に実施予定の小レポート(30%)で総合的に判断する。
レポートにおいては、自らの見解を論理的、ないし歴史学の手法に即して実証的に論じることができているかを評価基準とする。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 受講生が各自の興味関心にしたがって独力で考え実践する。ただし授業において参考文献も示すので、適宜それを読み、自らの考えを深めるよすがとしてもらえればと思う。
教科書
  • 授業に際してはハンドアウト・史料プリントを配布する予定である。