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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5745006美学美術史学(演習II)

5745006美学美術史学(演習II)

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科目ナンバリング
  • G-LET09 75745 SJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 演習
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木3
教員
  • 倉持 充希(非常勤講師)
授業の概要・目的 ・本演習では、西洋美術に関するフランス語の専門書の精読を通じて、フランス語の読解力を高めると同時に、絵画における感情表現について考察することを目的とする。
・具体的には、トルクァート・タッソの叙事詩『解放されたエルサレム』に基づいて描かれた、16~18世紀の物語画に関するジョヴァンニ・カレリの著作を精読し、絵画における情念の定型表現、テキストとそのイメージ化の方法、芸術論等について検討する。
Giovanni Careri, Gestes d'amour et de guerre. La Jérusalem délivrée, images et affects (XVIe-XVIIIe siÈcle), Paris, 2005.
到達目標 ・西洋美術史に関するフランス語の専門書を読むために必要な読解力を習得する。
・16~18世紀の物語画における、身振りを用いた感情表現の手法について理解を深める。
授業計画と内容 第1回 イントロダクション
まず、講読テキストの概要について説明し、内容の理解を助ける参考文献や予習方法、評価方法を示す。テキストのコピーを配布し、前年度に講読した部分の解説も行うので、受講を希望する人は必ず初回に出席すること。あわせて、受講生の興味関心や専門分野、要望を知るためのアンケートも実施する。

第2回~第15回 テキストの精読
授業の冒頭で、テキストの一部を翻訳する小テストを行う。その後、受講者で一文ずつ輪読する。受講者の習熟度によって進度は大きく異なるため、毎回の予定を示すことはできないが、おおむね1~2ページ程度を読み進めることになる。必要に応じて、文法事項や専門用語、歴史的事象、研究史などに関して、補足説明をする。

フィードバックについては、毎回の小テストを添削して返却することにし、学期末には特に実施しない。疑問点があれば、メールでも回答する。
成績評価の方法・観点 毎回の小テスト(テキストの翻訳:50点)と、期末レポート(自分の専門分野に関わる論文の翻訳:50点)に関して、文法理解・適切な訳文・内容理解という観点から評価する。

・小テストに際しては、予習ノートやテキストの書き込みなどを参照しても良い。
・原則として、4回以上欠席した場合は、単位を認めない。
・原則として、遅刻・早退は欠席扱いとする。
履修要件 フランス語の中級以上の知識を習得していること。
授業外学習(予習・復習)等 ・予習としては、各自テキストを精読し、不明な単語や文法事項を調べ、適切に翻訳できるように準備しておくこと。文中に登場する固有名詞、図像、参考図版についても、事前に調べておくこと。
・復習としては、授業中の発表と解説に基づき、自身の訳文の再検討を行うこと。専門用語の定訳などもまとめておくこと。
教科書
  • 初回に、講読テキストのコピーを配布する。 Giovanni Careri, Gestes d'amour et de guerre. La Jérusalem délivrée, images et affects (XVIe-XVIIIe siÈcle), Paris, 2005. ISBN:978-2713220630
参考書等
  • ・初回に、以下の参考文献等を紹介し、講読テキストに関する予備知識をつける。 トルクァート・タッソ『詩作論(イタリアルネサンス文学・哲学コレクション)』村瀬有司訳、水声社、2019年。ISBN:978-4801004023 加藤哲弘「解題<パトス・フォルメル>とその受容をめぐって」、アビ・ヴァールブルク『デューラーの古代性とスキファノイア宮の国際的占星術』、加藤哲弘訳、ありな書房、2003年、157-202頁。ISBN:978-4756603814 ・その他、授業中に紹介し、適宜、必要箇所のコピーを配布する。