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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5731004美学美術史学(特殊講義)

5731004美学美術史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET09 65731 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 水3
教員
  • 根立 研介(文学研究科 教授)
授業の概要・目的  日本では、中国の影響を受け、奈良時代頃から肖像彫刻が製作されるようになる。この授業は、奈良時代から江戸時代の肖像彫刻の歴史を論じるが、今期は奈良時代から鎌倉時代前期頃までの肖像彫刻を対象とする。授業は、時代順に具体的な遺品を分析していくが、特に肖像の写実性と理想化、機能といった問題点に注意を払ったて検討を行っていく。これは、肖像が像主の姿を写したものとする一般的な理解を見直す必要性があるからである。肖像は、像を造らせる人びとの意向や、造像目的・機能、さらに製作者の技量によって造形が変わることもあり、特に画像よりも実在感を有する彫像は、理想化の問題が絶えずつきまとっている。いずれにしても、この授業では、各時代を代表する肖像彫刻の遺品を造形のみならず、様々な資料を用いて分析し、日本の肖像彫刻の歴史の理解を深めたい。
到達目標  日本の重要な造形遺品である肖像彫刻について、多様な側面から分析した講義を受講することで、日本の文化の造詣をより一層深めることができるようになる。
授業計画と内容 授業で取り上げる課題は以下の通りである。


第1回目     はじめに
第2回目   奈良時代の肖像彫刻(唐招提寺鑑真像)
第3回目   奈良時代の肖像彫刻(法隆寺行信像)
第4回目   平安時代前期の天台高僧像の特色
第5回目   園城寺の二体の円珍像
第6回目   東大寺良弁像
第7回目   平安後期の円珍像の模刻をめぐって
第8回目   鎌倉時代の肖像彫刻の概要
第9回目   興福寺再興造営期の肖像彫刻(南円堂法相六祖像)
第10回目  興福寺再興造営期の肖像彫刻(東金堂維摩像)
第11回目  興福寺再興造営期の肖像彫刻(北円堂無著・世親像)
第12回目  重源の四体の肖像彫刻をめぐって
第13回目  東大寺重源像の諸問題
第14回目    まとめ
第15回目    フィードバック
成績評価の方法・観点 期末のレポートおよび出席状況により評価する。評価はレポート80%、出席状況20%。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業中に配付するレジュメを必ず読み返すこと。また、授業中に紹介する参考文献や、参考論文は予習・復習のためにぜひ読んでおいてもらいたい。
教科書
  • 毎回、資料配付を行う。