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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5631005キリスト教学(特殊講義)

5631005キリスト教学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET08 65631 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月5
教員
  • 岩野 祐介(非常勤講師)
授業の概要・目的 幕末~明治期に宣教師が再来日することにより、日本におけるキリスト教宣教が再開される。そのなかで、日本のキリスト教徒はキリスト教の教義をどのように受けとめ、理解し、説明しようとしたのか。具体的に文章を読んで確認し、現代的な視点からそれらのキリスト教理解をいかに評価できるか、またキリスト教思想の流れに位置付けるとすればどうなるか、といったことを考察する。特に、ドイツ自由主義神学系のキリスト教理解の影響について、また植村正久・海老名弾正と彼らの周辺でなされた、いわゆる「福音主義論争」について、考えてみたい。
到達目標 受講者はこの授業を履修することによって以下のことを目指す。
・明治期日本のキリスト教についての基礎的な知識を習得した上で、キリスト教史における近代日本キリスト教の位置づけについて説明できるようになる。
・東アジアのキリスト教を、比較宗教学の立場から考察する力を身につける。
授業計画と内容 以下のテーマを中心にして進めていく予定であるが、受講者の関心によっては適宜、順序などを変更する場合もある。

1.はじめに:「近代日本のキリスト教」という問題設定について
2.植村、海老名の「福音主義論争」とその背景
3.『植村正久と其の時代 第五巻』より「日本に於ける独逸神学の影響」―1 シュピンネルと独逸普及福音教会
4.『植村正久と其の時代 第五巻』より「日本に於ける独逸神学の影響」―2 金森通倫『日本現今之基督教並に将来之基督教』
5.『植村正久と其の時代 第五巻』より「日本に於ける独逸神学の影響」―3 自由主義神学
6.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―1 
7.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―2 
8.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―3 
9.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―4 
10.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―5 
11.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―6 
12.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―7
13.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―8
14.『植村正久と其の時代 第五巻』より「神学上の論争」―9
15.フィードバック:日本のキリスト教徒はキリスト教をどう受容・理解し説明したのか
成績評価の方法・観点 平常点(20点)と学期末のレポート(80点)により評価する。
なお、レポートについては到達目標の達成度に基づき評価をおこなう。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 参考文献は各テーマごとに授業内で随時紹介していくので、講義内容と関連する箇所については事前に目を通し、理解に役立てて欲しい。また授業後には、講義では概略のみ説明した部分について、紹介した参考文献で調べるといった積極的な取り組みを望む。 また、明治期のテキストに慣れていない場合は、漢和辞典等用いて語意、用法を調べておくなどの事前準備が必要である。
教科書
  • 教科書は使用しない。 資料については、プリントを配付する予定。