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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5531006宗教学(特殊講義)

5531006宗教学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET07 65531 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火5
教員
  • 伊原木 大祐(文学研究科 准教授)
授業の概要・目的 古の時代から哲学者と宗教者はしばしば身体的欲望を共通の敵と見なしてきた。それにより身体の制御は一つの形而上学的目標となる。禁欲・克己・節制は長らく宗教的かつ哲学的な美徳であった。本講義では、禁欲主義(もしくはそれに伴う反出生主義)の宗教哲学を軸としながら、身体および欲動の問題系を考察する。「肉はいかにして、放蕩の場所であると同時に救済の場所でもありうるのか?」(ミシェル・アンリ)という問いに対し、アンリとは異なる仕方で答えを探ってみたい。
到達目標 1.身体と欲動の基本問題を西洋哲学の精神史的背景から理解する。
2.古代と現代の思想的連関を認識し、そこから特定の哲学的テーマに関して思索を深めることができるようになる。
3.複数の思想的立場に関する学習や研究を通して、各人が自らの考えを展開できるようになる。
授業計画と内容 初回は導入に当てる。第2回から徐々に本格的議論に入ってゆくが、講義の性質上、各サブトピックに対して【 】で指示した週数を充てる。各々を論じるのに時間が足りない場合は、問題を深く掘り下げてゆく目的で、週数を調整・変更する可能性がある。

1.イントロダクション【1週】
2.古典古代における「身体」の成立【3週】
3.体(ソーマ)と肉(サルクス)の重層的読解【2週】
4.禁欲の形而上学――古代から現代へ【4週】
5.禁欲をめぐる批判的考察(独身制の解釈)【2週】
6.欲動の宗教哲学的解決【2週】
7.フィードバック【1週】

※フィードバックの方法は授業中に説明する。
成績評価の方法・観点 学期末のレポートにより、到達目標の達成度に基づいて評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 初回授業の際に基本文献リストを配布するので、その中から各人の関心に基づいて文献を選び、少しでも目を通しておくと授業の理解が深まるだろう。授業後は、その回の講義内容を復習することで、自らの学習や研究に生かせるよう心がけてもらいたい。