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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5531005宗教学(特殊講義)

5531005宗教学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET07 65531 LJ34
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火4
教員
  • 伊原木 大祐(文学研究科 准教授)
授業の概要・目的 本講義では、フランスの哲学者ジャン=リュック・マリオン(1946-)の思索を手がかりとして、現象学を宗教研究に応用することを最終目標とした準備的・原理的探究を行う。宗教哲学的思索を推し進める上で、マリオンの現象学思想は有効かつ多様な分析ツールを提供してくれている。いわゆる「宗教現象学」とは異なる視点に立った「宗教‐現象学」の構成に目を向けつつ、主としてフランス現象学の先鋭化された諸思想を導きの糸としながら、その総合的形象としてのマリオン思想を読み解いてゆく。今年度の講義全体は、「表象」・「還元」・「直観」という三つの基本概念に的を絞って考察を進める。
到達目標 1.マリオン思想の基本概念を正確に理解し、その特性を把握する。
2.現代フランス現象学と宗教哲学との関係性を洞察した上で、前者を後者に適用しつつ思索することができる。
3.複数の思想的立場に関する学習や研究を通して、各人が自らの考えを展開できるようになる。
授業計画と内容 初回と第2回は導入に当てる。第3回から本格的な議論に入ってゆくが、講義の性質上、各サブトピックに対して【 】で指示した週数を充てる。各々を論じるのに時間が足りない場合は、問題を深く掘り下げてゆく目的で、週数を調整・変更する可能性がある。

1.導入と概説(なぜ現象学なのか?マリオン思想の諸前提)【2週】
2.表象の問い(ハイデガー、レヴィナス、アンリ、マリオン)【4週】
3.還元の問い(超越論的還元と「第三の還元」)【3週】
4.直観の問い(直観の拡張とその帰結)【4週】
5.総括(現象と主体の脱構築は宗教哲学に何をもたらすか?)【1週】
6.フィードバック【1週】

※フィードバックの方法は授業中に説明します
成績評価の方法・観点 学期末のレポートにより、到達目標の達成度に基づいて評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 初回もしくは第2回の授業の際に基本文献リストを配布するので、その中から各人の関心に基づいて文献を選び、少しでも目を通しておくと授業の理解が深まるだろう。授業後は、その回の講義内容を復習することで、自らの学習や研究に生かせるよう心がけてもらいたい。