コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5231001西洋哲学史(特殊講義)

5231001西洋哲学史(特殊講義)

JA | EN

科目ナンバリング
  • G-LET02 65231 LJ34
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金4
教員
  • 西村 洋平(非常勤講師)
授業の概要・目的  西洋古代では「友愛」(philia)は哲学の中心的なトピックであった。友愛の本質とは何か、どれほどの種類があり、いつ・どのようにして・何のためにそれは成立するのか。本講義ではプラトン『リュシス』、アリストテレス『ニコマコス倫理学』第8-9巻を読む。その後、キケロ『友情について』を扱い、ヘレニズム期における友愛論の展開を確認する。テクストの議論を通して、古代友愛論の哲学的な重要性について理解してもらうとともに、その現代的意義について検討する。
到達目標 友愛をめぐる古代の議論を学び、その哲学史的展開の説明ができるようになる。
関連する哲学・倫理学的問題についての理解を深める。
授業計画と内容 以下の計画で講義を進めるが、進み具合に応じて、受講生の了解を得たうえでプランを変更することがある。

第1回 イントロダクション:「友愛」はどのようなテーマか
第2回 プラトン『リュシス』を読む(1)第1-2部
第3回 プラトン『リュシス』を読む(2)第3-4部
第4回 プラトン『リュシス』のまとめとディスカッション
第5回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む(1):友愛の種類と定義
第6回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む(2):家族、国家の友愛
第7回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む(3):友愛の成立と解消
第8回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む(4):自己愛と友愛
第9回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む(5):人生における友愛の位置づけ
第10回 アリストテレス『ニコマコス倫理学』のまとめとディスカッション
第11回 プラトンとアリストテレスの比較検討
第12回 ヘレニズム期以降の友愛論(1):エピクロス派
第13回 ヘレニズム期以降の友愛論(2):ストア派
第14回 ヘレニズム期以降の友愛論(3):キケロ
《レポート》
第15回 レポートの返却とフィードバック
成績評価の方法・観点 議論への取り組み(30%)、コメントシート(20%)、レポート(50%)により評価する。
レポートは、友愛をめぐる古代の議論とその発展、関連する哲学的・倫理学的問題を正しく理解して考察ができているかを評価する。授業で扱った内容を把握したうえで、独自の議論ができているものについては高い点を与える。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 毎回指示されたテクストを読んで、与えられる課題について考えてくること。
教科書
  • リュシス 友愛について(田中伸司訳), プラトン, (講談社学術文庫), ISBN:978-4062924597
  • ニコマコス倫理学 下(渡辺邦夫・立花幸司訳), アリストテレス, (光文社古典新訳文庫), ISBN:978-4334753245
  • 友情について(中務哲郎訳), キケロ, (岩波文庫), ISBN:978-4003361139
参考書等
  • 関連するテーマに入る前に、使用するテクストと合わせて紹介する。