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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5131001哲学(特殊講義)

5131001哲学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET01 65131 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 西村 正秀(非常勤講師)
授業の概要・目的 知覚は古くから哲学の中心問題の一つであり、現在でもその重要性は損なわれていない。また、現代の知覚の哲学は経験科学との領域横断的分野という特色も有している。本講義では、現代の知覚の哲学における問題群の中から知覚と認知の関係に焦点を合わせて、知覚の本性について理解を深める。その手段として、知覚と認知に関する哲学的議論をそれに関連する経験科学の知見とともに概観し、その意義と成否を検討する。具体的には、知覚経験は表象であるのか、知覚は認知的に侵入可能なのか、知覚経験は因果性や美的性質といった高次性質を表象するのか、知覚と認知の関係はどのような認識論的含意を持つのか、といった問題を検討する。
到達目標 現代の知覚の哲学について、その主要テーマの一つである「知覚と認知の関係」の諸問題と代表的議論を理解し、批判的に検討できるようになる。
授業計画と内容 1. 知覚経験は表象であるのか【3週】
  知覚内容、志向説とそのライバル理論
2. 知覚の計算モデル【2週】
  知覚の計算モデル、無意識の知覚
3. 知覚の認知的侵入可能性【2週】
  知覚の認知的侵入可能性、概念主義と非概念主義
4. 注意【2週】
  様々な注意の理論、注意と知覚
5. 高次性質の表象可能性【3週】
  因果性・種的性質・美的性質などの表象可能性
6. 知覚による正当化【2週】
  内在主義と外在主義、認知的侵入可能性と知覚による正当化
7. 知覚のベイズ主義的アプローチ【1週】
成績評価の方法・観点 レポート(2回:一回目30点、二回目70点)で評価する。レポートの課題・提出方法・時期については講義の中で指示する。レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。なお、レポートは全回提出を必須とする(一回目のレポートを提出しなかった者については、二回目のレポートを受理しない)。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 講義と関連する資料(論文など)を随時指示するので、それを予習として読んでくることが授業理解の助けとなる。
教科書
  • 講義で使用する資料は授業中に配布する。
参考書等
  • Current Controversies in Philosophy of Perception, Bence Nanay (ed.), (Routledge),
  • The Cognitive Penetrability of Perception: New Philosophical Perspectives, John Zeimbekis and Athanassios Raftopoulos (eds.), (Oxford University Press),
  • The Admissible Contents of Experience, Katherrine Hawley and Fiona Macpherson (eds.), (Willey-Blackwell),
  • 知覚の哲学入門, ウィリアム・フィッシュ, (勁草書房), ISBN: ISBN:978-4-326-10236-5