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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 1841003仏教学(演習)

1841003仏教学(演習)

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科目ナンバリング
  • G-LET14 71841 SJ36
開講年度・開講期 2020・前期集中
単位数 2 単位
授業形態 演習
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 加納 和雄(非常勤講師)
授業の概要・目的 インド周辺諸国に伝存する梵文仏典写本は、失われたインド仏教の原像に近づくための一次資料であり、とくにチベットやネパールに伝来する梵文写本については近年めざましい研究成果が報告されている。授業では梵文仏典写本研究の現状を理解したうえで、実際に写本の解読を行いながら写本研究の方法論を習得することを目指す。
到達目標 梵文仏典写本の研究状況の大局を把握し、写本読解の基礎を習得する。
授業計画と内容 授業においてはまず、ネパール・チベットに伝存する梵文仏典写本研究の現状を解説する。世界各地の研究機関が所蔵するコレクションを俯瞰して、それらがいかなる由来をもち、どの程度解読が進んでいるのかについて説明する。また、写本を読むための基礎知識として写本特有の文字の綴り方や奥書の読み方などについて学ぶ。そして、写本の所有者について明かし、その来歴と伝承過程について補足する。それらの基礎知識を習得した後には、写本解読の実践的な能力を養うために、未解読の写本をサンプルとして選り抜き、順次、授業において丹念に解読を進める。サンプルは、短めの断片写本を扱い(大乗仏典を中心とする予定だが出席者の要望にも応じる)、写本の読みに問題がある箇所を一つずつ洗い出して解決策を模索しながら精読してゆく。資料は適宜授業において配布する予定である。基本的に演習形式とするが初心者も歓迎する。今回は特に『倶舎論』の安慧釈の梵本について業品(4章)の40偈あたりから読解を行う。

第一~三回 歴史的背景の確認と研究状況の概観
第四、五回 資料読解のための実践知識の習得
第六~十五回 資料の読解
成績評価の方法・観点 平常点による。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業配布資料を予習・復習すること。出席者には課題をそのつど課す。