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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 1431003中国語学中国文学(特殊講義)

1431003中国語学中国文学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET11 61431 LJ36
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火2
教員
  • 道坂 昭廣(人間・環境学研究科 教授)
授業の概要・目的 この講義の目的は、中国古典文学の重要なジャンルである碑文について、作品読解を通してその特色を理解することを目的とする。本講義では、東アジア古典文学としての観点から、中国で作られた碑文作品ばかりでなく、日本で作られた碑文も取り上げる。特に江戸時代から大正頃まで京都で作られた漢文碑文を仮に「京洛漢文碑刻」と名付け、それらも所在を確認しつつ読む。
到達目標 碑文は、一部を除き文学作品として考察されることは少ないが、中国文学の散文の主要なジャンルである。読解を通して、中国文学と当時の社会の関わりについて理解を深めることが可能である。また日本において漢文で作られた碑文を読むことによって、東アジア古典世界の広がりを具体的に理解することができる。京都で作られた碑文作品を読解、またその碑文の所在を調査することにより、印刷資料ばかりでなく碑刻資料についての理解を深めることができる。
授業計画と内容 第1 碑文の文体について(駢文と古文)
第2 碑文というジャンル(用途、地域的空間的広がり)。
第3 駢文時期の碑文作品1(『文選』作品)
第4 駢文時期の碑文作品2(『文選』以降、及び日本の碑文作品)
第5 碑文における古文という文体について
第6 碑文ジャンルの用途の拡大
第7 東アジア古典文学の一ジャンルとしての碑文
第8 作品選読(古文と駢文の並立時期の碑文作品)
第9 日本における漢詩文文学と碑文
第10 日本における漢文碑文作品
第11 初唐の碑文と日本
第12 日本における漢文碑文・碑刻研究
第13 京洛漢文碑刻概説と読解1
第14 京洛漢文碑刻読解2
第15 まとめ・日中古典世界に於ける碑文の役割
 *なお、授業期間中、何度か京都市内の碑刻見学を計画している。
成績評価の方法・観点 授業における発言と、報告に基づいて評価する。
履修要件 中国古典文学について、基礎的な読解力が必要となる。
授業外学習(予習・復習)等 平仄についての基本的な知識を得ておくこと。
中国の散文の歴史について、基本的な知識を得ておくこと。
教科書
  • プリントを配布する。
参考書等
  • 駢文史序説, 鈴木虎雄, (研文出版), ISBN: ISBN:978-4-87636-270-7
  • 中国詩文の美学, 興膳宏, (創文社), ISBN: ISBN:978-4-423-19420-1