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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 1341001国語学国文学(演習)

1341001国語学国文学(演習)

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科目ナンバリング
  • G-LET10 71341 SJ36
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 演習
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火4
教員
  • 緑川 英樹(文学研究科 准教授)
授業の概要・目的 『三体詩』は南宋の周弼(1194~?)が編纂し、中晩唐を主とする唐詩のアンソロジーであり、室町時代から江戸時代にかけて日本でも非常に愛読された。この授業では、その巻一「七言絶句」の部分を精読してゆく。詳密な訳注を作成することを通して古典詩文の読解力、文献調査の技法を身につけるとともに、唐代文学に対する理解を深めることをめざす。
到達目標 ・近体詩の形式・語法に関する基本知識を習得する。
・典故や用例を精査したうえで、詳密かつ精確な注釈を作成する方法を学ぶ。
・唐代の代表的詩人の伝記と文学について理解を深める。
授業計画と内容 『三体詩』巻一「七言絶句」の許渾「送宋処士帰山」から読み進める。授業は、原則として一首ごとに担当者一名をあらかじめ指名し、詳細な訳注を作成してもらう。それをたたき台として、受講者全員で討論、検討してゆく。
第1回 イントロダクション
『三体詩』についての概説。参考文献を紹介し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。
第2回 許渾「送宋処士帰山」
第3回 許渾(杜牧)「秋思」
第4回 李遠「黄陵廟」
第5回 温庭イン「贈弾箏人」
第6回 唐彦謙「韋曲」
第7回 唐彦謙「曲江春望」
第8回 陸亀蒙「ギョウ宮」
第9回 呉融「ブン郷卜居」
第10回 韓アク「尤渓道中」
第11回 厳維「丹陽送韋参軍」
第12回 韓コウ「寒食」
第13回 竇庠「上陽宮」
第14回 鮑溶「贈楊錬師」
第15回 まとめ
精読の成果を踏まえ、『三体詩』選詩の基準と特徴についてまとめる。
成績評価の方法・観点 平常点(授業内での担当、発言)60%および期末の訳注稿提出40%による。
履修要件 国語学国文学専修所属の大学院生に限る。
授業外学習(予習・復習)等 発表担当者以外の受講者の方も毎回きちんと予習をしてください。最低限、当該作品の本文および高歩瀛注は読んでおくこと。
教科書
  • ハンドアウトを配布する。また、京大貴重資料デジタルアーカイブの谷村文庫(日光寺旧蔵)本の画像を参照のこと。
参考書等
  • 三体詩(一) 中国古典選, 村上哲見, (朝日文庫、1978年), ISBN: ISBN:0198-260129-0042