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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 1330003国語学国文学(特殊講義)

1330003国語学国文学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET10 61330 LJ36
開講年度・開講期 2020・通年
単位数 4 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金3
教員
  • 田中 草大(文学研究科 講師)
授業の概要・目的  本講義では、日本語における書き言葉がどのように成立し、どのような変遷を経て現在わたしたちが用いている形になったかを概説します。
 現在わたしたちが用いている書き言葉は、一つの方式(表記体:漢字平仮名交じり文 / 文体:口語体)が独占的となっていますが、これは日本語の書き言葉の歴史から言えばごく最近の現象と言うことが出来ます。明治期のいわゆる言文一致運動以前には、これ以外の書き言葉の方式が複数存在し、用途や書き手によって使い分けられていました。
 本授業ではまず「話し言葉と書き言葉はどう異なるか」ということについて現代語を例にして説明し、次いで日本語の書き言葉の歴史について説明していきます。通時的変化と併せて一時代内部のバリエーションにも着目します。また書き言葉においては「表記」が大きな要素となるため、この観点からも幾つかのトピックを取り上げます。
到達目標 日本語の書き言葉の歴史を下記の2方向から理解し、説明できる。
(1)一時代にどのようなバリエーションがあり、どのような特徴を持つか。
(2)それらがどのように変化したか、またはしなかったか。
授業計画と内容 第01回 講義概要、総説
第02回 話し言葉と書き言葉の違い
第03回 奈良時代以前(1):総説
第04回 奈良時代以前(2):漢字による日本語表記
第05回 奈良時代以前(3):古事記と万葉集
第06回 平安時代(1):総説
第07回 平安時代(2):平仮名
第08回 平安時代(3):片仮名とその周辺
第09回 平安時代(4):漢文訓読
第10回 平安時代(5):和文と漢文訓読文
第11回 平安時代(6):正格漢文と変体漢文
第12回 鎌倉時代(1):総説
第13回 鎌倉時代(2):和漢混淆文
第14回 鎌倉時代(3):擬古文
第15回 定期試験1、フィードバック1

第16回 室町時代(1):総説
第17回 室町時代(2):候文と真名本
第18回 江戸時代(1):総説
第19回 江戸時代(2):読本
第20回 江戸時代(3):普通文(1)
第21回 江戸時代(4):江戸時代の翻訳活動
第22回 明治時代以後(1):総説
第23回 明治時代以後(2):普通文(2)
第24回 明治時代以後(3):明治時代の翻訳活動
第25回 明治時代以後(4):言文一致運動(1)
第26回 明治時代以後(5):言文一致運動(2)
第27回 明治時代以後(6):日常の書き言葉
第28回 明治時代以後(7):句読法の形成
第29回 定期試験2、フィードバック2
第30回 現代:現代の書き言葉
成績評価の方法・観点 2度の期末試験による(各50%)。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業中に指示する参考文献を読むこと。