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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 食品生物科学科 食品生化学実験及び実験法

食品生化学実験及び実験法

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科目ナンバリング
  • U-AGR06 3F311 EJ79
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 3 単位
授業形態 実験
配当学年 3回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月3・4・5・火3・4・5・水3・4・5・木3・4・5・金3・4・5
教員
  • 保川 清(農学研究科 教授)
  • 都築 巧(農学研究科 助教)
  • 滝田 禎亮(農学研究科 助教)
  • 高橋 春弥(農学研究科 助教)
  • 野村 亘(農学研究科 特定助教)
授業の概要・目的 酵素について、抽出、精製、活性測定のための代表的な方法を習得する。タンパク質および脂質について、抽出、定性、定量、および構造解析のための代表的な方法を習得する。これらのことより、食品に関連する生化学研究に必要な基礎技術を養う。
到達目標 酵素の抽出精製および活性測定の実験手法を習得する。
反応速度論的解析法を習得する。
主要な食品および生体成分であるタンパク質および脂質について、試料からの抽出、定性、定量、および構造解析のための代表的な実験方法を習得する。
実験原理の理解を通じて、タンパク質や脂質の生化学的特性について理解する。
これらのことより、将来、自らの研究課題の推進に、酵素、タンパク質、脂質を必要に応じて自主的かつ積極的に取り入れられる能力を養う。
授業計画と内容 原則として、以下の項目について実験を行う。
1)化学体積計の取扱い(1回)
 化学体積計とは液体の体積を測定する器具のことである。本実験ではピペットマンの正確な扱い方を学ぶ。
2)タンパク質の定量(1回)
 紫外吸収法、Bradford法、Lowry-Folin法、酵素免疫測定法を行う。
3)分析(1回)
 旋光計と蛍光光度計を取り扱う。
4)トリプシンによる反応の速度論的解析(2回)
 トリプシンによる合成基質加水分解反応を連続測定法により追跡し反応速度を求める。活性を広い範囲の基質濃度において測定し、速度論的パラメーター(Km, Vmax, kcat)を求める。
5)アミラーゼの抽出と精製(4回)
 天然の材料から目的の酵素を精製するには、酵素の活性を保った状態で、糖類、核酸、その他のタンパク質を除かなければならない。本実験ではサツマイモを材料とし、β-アミラーゼの抽出と精製を行う。デンプン分解反応は試料採取法により追跡し、反応速度を求める。
6)脂質の抽出と分析(2.5回)
 試料として卵黄、大豆を用いて、試料中の中性脂質の抽出・分離・定量を行う。
 また、リン脂質の分離・同定を行う。
7)卵白タンパク質の精製と分析(2回)
 卵白よりタンパク質を抽出し、塩析、ゲルろ過によりアルブミンを精製する。
 精製したアルブミンについて、モル吸光係数などについて検討する。
8)卵白タンパク質の電気泳動(2回)
 卵白タンパク質を電気泳動に供し、分離・分析を行う。
9)大豆タンパク質の分離と同定(2.5回)
 大豆タンパク質を電気泳動により分離した後、免疫学的手法を用いて、分離タンパク質の同定を行う。

フィードバックについては別途連絡する。
成績評価の方法・観点 【評価方法】
出席、レポート、実験態度を総合的に評価する。ただし、欠席は3日以下とし、レポート提出は必須とする。
【評価基準】
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 事前に配布する実験資料について精読し、各日の実験内容についてよく理解したうえで実験に臨むこと。また、実験終了後は速やかにデータを整理し、正確かつ詳細なレポートを記載できるようにすること。
教科書
  • 資料を配布する。
参考書等
  • 適宜資料を配布する。