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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 食品生物科学科 天然物化学

天然物化学

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科目ナンバリング
  • U-AGR06 3F117 LJ79
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 木2
教員
  • 塚野 千尋(農学研究科 准教授)
授業の概要・目的 生命現象を分子レベルで理解するために必要な有機化学の基礎を講義する。天然物化学という科目名であるが、実質的には食品有機化学 III に連続した内容である。天然物化学では、食品成分や天然有機化合物(天然物)にしばしば含まれるアミンについて、紹介したのち、生体分子を中心に天然物の基礎的な考え方について講述する。また、本講義ではペリ環状反応についても概説する。本講義をもって、マクマリー有機化学(上、中、下)を、合成ポリマーを除き完結する。
到達目標 有機化学の基本的な考え方を発展させて、食品成分や天然物(一次・二次代謝産物)を有機化合物的視点から理解する。特にこれら化合物(糖、アミノ酸、ペプチド、タンパク質、核酸、アルカロイド、脂質、ポリケチドなど)の性質や反応性、合成法について習得し、生命科学に取り組む上での基盤を作る。
授業計画と内容 以下の項目について、1項目あたりそれぞれ2-3週の授業を行う。天然物化学では、主として教科書マクマリー有機化学(下)の第24-30章を講述する。生体分子や天然物の性質や反応性を理解する上で、不飽和結合の反応性やカルボニルの化学等は重要であり、復習として取り上げることもある。(一部教科書の順番とは対応していない。)

1.アミンと複素環
2.ペリ環状反応
 1) 分子軌道論
 2) 軌道の対称性と化学反応
3.生体分子(1) 糖質
4.生体分子(2) 核酸
5.生体分子(3) アミノ酸、ペプチド、タンパク質
6.生体分子(4) 脂質
7.代謝経路の有機化学と二次代謝産物

フィードバック:試験終了後、解答を配布するとともに、学生からの質問を受け付ける。
成績評価の方法・観点 【評価方法】期末試験ならびに講義中に行う小テスト(2,3回)によって評価する。演習問題のレポート提出ならびに出席は考慮しない。
【評価基準】評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
履修要件 食品有機化学 I, II, III を履修していることが強く望まれる。
授業外学習(予習・復習)等 講義の復習として、毎回演習問題のプリントを配布する。演習問題のレポートは、次回の講義の前日までに農学部総合館 N217室東側の扉の前に設置したレポート入れに提出すること。添削済レポートは、次回の講義時に返却する。
教科書
  • マクマリー有機化学(下)第9版, JOHN McMURRY, (東京化学同人), ISBN:978-4-8079-0914-8
参考書等
  • マクマリー有機化学(上)第9版, JOHN McMURRY, (東京化学同人), ISBN: ISBN:978-4-8079-0912-4
  • マクマリー有機化学(中)第9版, JOHN McMURRY, (東京化学同人), ISBN: ISBN:978-4-8079-0913-1
  • 有機化学 上 第2版, ウォーレン, (東京化学同人), ISBN: ISBN:978-4-8079-0871-4
  • 有機化学 下 第2版, ウォーレン, (東京化学同人), ISBN: ISBN:978-4-8079-0872-1
  • ペリ環状反応―第三の有機反応機構, I. フレミング, (化学同人), ISBN: ISBN:978-4-7598-0875-9