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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 食料・環境経済学科 協同組合論

協同組合論

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科目ナンバリング
  • U-AGR04 2D213 LJ82
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 2回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 金4
教員
  • 辻村 英之(農学研究科 教授)
  • 北川 太一(非常勤講師)
  • 瀬津 孝(非常勤講師)
授業の概要・目的  京大生協の組合員であることはもちろん、スーパーで青果物を購入するとJAのラベルが貼付してあり、テレビを視聴すればJAバンク・共済のCMが目に飛び込んでくる。私たちの生活にとって協同組合がなくてはならない存在であることは、誰もが気付いているだろう。また最近、「農協改革」という言葉が新聞紙上を賑わしている。
 協同組合とはいったいどういうものなのだろうか? 民間企業(株式会社)と何が違うのだろうか。農協(農業協同組合・JA)と生協(生活協同組合)は何が違うのだろうか。どうして農協は改革を強く求められているのだろうか。
 本講義では、まず協同組合の成り立ちや歴史、理念や原則(運営のためのルール)など基礎的なことを理解したうえで、特に食料・農業・フードシステムと強い関係がある農協を中心に、組織、事業、経営問題などを講義していく。また、農協以外の生協や漁協、森林組合など、他の協同組合の特徴や協同組合間協同についても触れる。
 さらに「農協改革」でその見直しが迫られている論点(准組合員制度の制度的矛盾や事業利用規制、信用・共済事業分離、経済事業改革、公認会計士監査導入など)の説明、消費者市民社会・社会的連帯経済の構築に向けての生協・農協の取り組みの紹介、農業者(組合員)からみた農協への期待など、応用・実践的なことについても講義したい。
到達目標  農協を中心とした協同組合のしくみと特徴、組織や事業経営上の問題、「農協改革」の背景・内容を理解し、協同組合の存在・役割が、日本・世界の農業・食料や農山村をはじめとする地域の経済・社会、さらには私たちのくらしの問題と密接に関わっていることを実感し、協同組合の問題について一人ひとりが考えることができる力を養うことが目標である。
授業計画と内容 1 協同組合に関する基礎的理解①─成り立ちと世界的にみた歴史、理念など
                      (北川)
2 協同組合に関する基礎的理解②─協同組合原則、株式会社との違いなど
                            (北川)
3 生活協同組合、漁業協同組合、森林組合の特徴と協同組合間協同
(北川)
4~5 消費者市民社会・社会的連帯経済と協同組合①
                  ─農業を買い支える仕組み
                          (辻村)
6~7 消費者市民社会・社会的連帯経済と協同組合②
     ─途上国における農協の役割とフェアトレード(辻村)
8 日本型総合農協①(組織・制度面)            (北川)
9 日本型総合農協②(事業面)              (北川)
10 日本農協の組織問題─准組合員・ガバナンスの問題(瀬津)
11 日本農協の経営問題─総合経営と信用・共済事業依存構造(瀬津)
12 日本農協の「自己改革」と「食と農を基軸とした地域協同組合」(北川)
13 新しい協同組合─労働者協同組合の可能性─(北川)
14 農業者(組合員)からみた農協の役割・期待・課題(辻村)
15 フィードバック
成績評価の方法・観点  平常点50%(出席、小レポート)、レポート(期末)50%
 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準
及び方針」による。
履修要件  食料・環境経済や協同組合に興味を持ち、毎回の出席が可能な学生
                   (毎回、出席確認します)
授業外学習(予習・復習)等  当日の授業の要点をまとめるなどのエッセイ(小レポート)を度々課すが、
それを授業の最後において最低10分、あるいは宿題として家庭において最低30
分、復習のために費やすよう指示する
教科書
  • JAファクトブック 2019, JA全中, (JA全中),
参考書等
  • 新 協同組合とは(再訂版), JC総研, (JC総研),
  • 新時代の地域協同組合, 北川太一, (家の光協会),
  • 農業協同組合論, 北川太一・柴垣裕司編著, (JA全中),
  • 南部アフリカの農村協同組合, 辻村英之, (日本経済評論社),
  • 農業を買い支える仕組み, 辻村英之, (太田出版),
  • 農協の存在意義と新しい展開方向, 小池恒男編, (昭和堂),
  • 協同組合のコーポレート・ガバナンス, 山本修・吉田忠・小池恒男編, (家の光協会),
実務経験のある教員による授業
  • 分類:

    オムニバス形式で多様な企業等から講師・ゲストスピーカー等を招いた授業科目

  • 当該授業科目に関連した実務経験の内容:

    元農協中央会(現農業研修コンサルタント会社)、農協青年部、生活協同組合、労働者協同組合からの講師