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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 食料・環境経済学科 アグロフードシステム論

アグロフードシステム論

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科目ナンバリング
  • U-AGR04 2D209 LJ82
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 2回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 水4
教員
  • 鬼頭 弥生(農学研究科 講師)
授業の概要・目的  農林水産物の一次生産から消費に至るまでには、生産、調整・処理、製造・加工、流通などの多くの段階があり、それらは多様な主体により構成されている。農業生産のさらに川上には農業資材産業も存在する。それら諸主体の間には、様々な態様の結合関係または取引関係で結ばれた連鎖の構造がみられる。
 本講義は、これらの多段階にわたる多様な主体の連鎖をフードシステム(ないしアグロフードシステム)としてとらえ、その連鎖の構造、各段階の競争の構造と、それらに影響を及ぼす要因を把握し、今日的な課題を検討することを目的とする。
 はじめにフードシステムに関わる諸概念の定義と分析手法を紹介し、フードシステムをとりまく状況について概説する。第3回以降は各段階の産業の構造と特徴を論じる。また、フードシステムの複数の段階にまたがる垂直的関係として企業統合や取引形態、価格形成や品質調整の側面を論じる。さらに、消費者の食品購買行動の特徴、および食品安全確保のための制度を取り扱う。
到達目標 ・フードシステムの分析視角・枠組みを理解する。
・フードシステムをとりまく状況と今日の課題を理解する。
・上記の分析視角・枠組みをもとに、個別の品目の事例を分析的に整理し、当該フードシステムの諸構造と品質調整や価格形成の特徴や、当該フードシステムが抱える問題を自ら検討する力を身に着ける。
授業計画と内容  以下の計画に従って講義を進める。ただし、講義の進捗や時事問題等に対応して順序や比重を変更することがある。

第1回 イントロダクション:フードシステムの諸概念と分析視角
第2回 フードシステムをとりまく状況:流通構造と消費パターンの変化
第3回 農業資材・農畜産業の構造と特徴
第4回 農産物・食品卸売業の構造と特徴
第5回 食品製造業の構造と特徴
第6回 外食・中食産業の構造と特徴
第7回 食品小売業の構造と特徴
第8回 フードシステムにおける垂直的調整(1):企業結合構造と取引形態
第9回 フードシステムにおける垂直的調整(2):価格形成と品質調整
第10回 フードシステムにおける垂直的調整(3):公正取引確保のための制度
第11回 消費者の食品購買意思決定と価格判断
第12回 消費者の認知・態度と情報による影響
第13回 食品の安全性確保のための制度
第14回 まとめ
<<期末試験>>
第15回 フィードバック:方法は別途連絡します
成績評価の方法・観点  平常点(40%)、中間レポート(20%)、定期試験(40%)により評価する。
 平常点評価には、授業への参加状況、毎回の授業の最後に提出する小レポートが含まれる。
 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  授業の復習と深い考察を促すために、中間レポートを課す。また、当日の授業の復習あるいは次回の予習という位置づけで、ミニレポートや資料講読の課題を出すことがある。
 各回の内容に関わる参考文献・資料を提示する予定であるが、興味をもったテーマに関わる文献・資料を積極的にアクセスすること。
教科書
  • 授業内容の要旨や資料などを配付する。
参考書等
  • 牛肉のフードシステム, 新山陽子, (日本経済評論社), ISBN: ISBN:4818813354
  • フードシステムと日本農業, 新山陽子編著, (一般社団法人放送大学教育振興会), ISBN: ISBN:9784595318870
  • フードシステムの経済学 第5版, 時子山ひろみ・荏開津典生・中嶋康博, (医歯薬出版), ISBN: ISBN:9784263706060
  • 農産物・食品の市場と流通, 日本農業市場学会編, (筑波書房), ISBN: ISBN:9784811905495