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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 地域環境工学科 農業農村整備政策論

農業農村整備政策論

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科目ナンバリング
  • U-AGR03 3C135 LJ83
開講年度・開講期 2020・前期集中
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 星野 敏(地球環境学舎 教授)
  • 冨田 晋司(非常勤講師)
  • 影山 義人(非常勤講師)
  • 南 格(非常勤講師)
授業の概要・目的 農業農村工学は,独立した科学分野であるとはいうものの,国の農業農村整備政策や事業制度に極めて密接に関係しつつ,発展してきた。本講義は,農業・農村整備政策および関係事業の意義,役割,内容,課題について体系的に解説するものである。我々の研究・教育は,結局のところ農業農村整備の現場と繋がっている。よって,本講義は,それらがどのように現場に貢献しうるのかを理解するために必要な基礎知識を提供するものである。なお,各講師の担当日の終わりに総合討論を行う予定である。
到達目標 農業農村整備に関わる国の政策を体系的に理解する。
授業計画と内容 4部構成になっている。A.土地改良の歴史と効果では,土地改良事業(ハード事業)がこれからも国土を支える根幹事業であることを示す。B.農業・農村をめぐる情勢の変化と課題では,ハードだけでは限界があるため,地域の主体形成に資する事業や新たな社会的ニーズに応えるための事業も必要担ってきたことを明らかにする。C.海外の土地改良では,日本の知恵と経験を世界に活かすポテンシャルがあることを示す。最後の,D.総括では,政策科学の観点から農業農村整備事業を整序する。

(A 土地改良の歴史と効果:志村和信)
第1回 農業農村整備政策の概要と農村の成り立ち(条里制、新田開発、近代の水源開発)
第2回 農業農村整備事業の変遷(戦後復興~、事業目的の変化、事業名の推移)
第3回 公共事業としての農業農村整備事業(土地改良法、効果算定、他省庁事業との違い)
第4回 農業農村整備事業の果たしてきた役割と成果(地区事例も含む)~総合討論

(B 農業・農村をめぐる情勢の変化と課題:影山義人)
第5回 農業農村を取り巻く環境の変化(気候変動、災害リスク、社会構造の変化)
第6回 農業農村の有する多面的機能とその発揮に向けた取組(日本型直接支払)
第7回 農村振興に向けた取組(中山間地域対策、都市農村交流、鳥獣害対策)
第8回 新たな社会的ニーズとその対応(国土強靱化、新基本計画、土地改良長期計画、資源循環型社会、自然エネルギー)~総合討論

(C 海外の土地改良:南 格)
第9回 世界の食料・農業とかんがい(かんがいの多様性、日本を含め)
第10回 世界の水問題と農業用水(水資源開発、農業用水の課題、プライシング)
第11回 国際協力と農業開発(国際協力の枠組み、日本のODA特に農業分野)
第12回 農業開発に活かされる日本の経験(参加型水管理、プロジェクト事例)
     ~総合討論

(D 総括:星野)
第13回 政策科学からみた農業農村整備政策の特徴
第14回 農業農村整備政策の新展開
第15回 フィードバック
成績評価の方法・観点 成績は,出席(25%)とレポート(75%)によるものとする。評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。

なお,外部講師を中心にした集中講義であり,それぞれの講師が講義内容に基づいてレポート課題を出します。各講師の評点の合計点で成績を付けます。レポートの内容次第で評点が変わる点に留意して下さい。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業は集中で行うので,事前の準備は特に必要ない。
教科書
  • 授業時間内に資料のプリントを配布する予定である。