コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 地域環境工学科 生物生産機械学

生物生産機械学

JA | EN

科目ナンバリング
  • U-AGR03 2C140 LJ83
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 2回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 水1
教員
  • 飯田 訓久(農学研究科 教授)
  • 近藤 直(農学研究科 教授)
  • 中嶋 洋(農学研究科 准教授)
授業の概要・目的 食料生産および生物生産を行う上で重要となる機械の構造,制御方法,役割を講述すると同時に,なぜそれぞれの農作業が必要かということを農作業体系を交えて詳述する。稲作体系,畑作体系に関わる種々の機械だけでなく,畜産機械や最近研究が進んでいる農業ロボットに関しても言及する。さらに,それらの機械やロボットがもたらす精密農業の概念および農業施設とトレーサビリティについても学ぶことを目的とする。
到達目標 ・農業現場で利用されている機械や施設に関する基礎的な知識を習得する。
・学んだ内容と実務(現場)との関連について理解する。
・課題(レポート)に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。
授業計画と内容 以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業をする予定である。

1.エネルギと動力(1)(中嶋担当):内燃機関の歴史,種類と汎用機関の代表的機構について,稲作作業体系との関連で講義する.
2.エネルギと動力(2)(中嶋担当):エンジンの性能試験について概説する.また農用電動機の種類について,特徴と稲作作業体系での使用との関連について講義する.さらに自然エネルギの利用の観点から将来の可能性も説明する.
3.農用トラクタ(1)(中嶋担当):農用トラクタの歴史,形態(種類)について,稲作畑作を含む作業体系との関連で講義する.また搭載内燃機関との関係も説明を加える.
4.農用トラクタ(2)(中嶋担当):現在の農用トラクタに必要な機構について,車体各部構造,走行装置とともに作業と関連する代表的な制御機構をも含めて講義する.
5.農用トラクタ(3)(中嶋担当):農用トラクタのけん引性能を中心に,性能試験の方法,けん引力と走行装置との関係を講義する.
6.耕うん・整地機械(飯田担当):ロータリ、プラウ、ハローといった圃場を耕うん・整地する機械の種類や仕組みについて説明する。
7.播種・移植機械(飯田担当):種子を播いたり、幼苗を圃場に定植するために用いる機械の仕組みや制御について説明する。
8.施肥・防除などの管理機械(飯田担当):粉・粒・液などの肥料や農薬を圃場に均一あるい可変量に散布する機械の仕組みや制御について説明する。
9.収穫機械(飯田担当):穀物を収穫するコンバインの構造,種類,および制御について説明する。
10.畜産用圃場機械(飯田担当):牧草や飼料を収穫・調整するモア、テッダ、レーキ、ベーラ、ラッパ、フォーレージハーベスタなどの機械の種類や仕組みについて説明する。
11.精密畜産・精密水産(近藤担当):畜産業,水産業における情報化とセンシングシステムについて,精密農業と比較しながら説明する。
12.自動化・ロボット化(近藤担当):人間腕型ロボットの構成要素であるマニピュレータ,エンドエフェクタ,マシンビジョン等について説明を加える。
13.農産施設および選別機械(近藤担当):カントリーエレベータ,選果機械などについて,非破壊検査技術を交えて説明する。
14.情報化とトレーサビリティ(近藤担当):精密農業,精密畜産,精密養魚等に関わる共通要素と安心・安全のためのトレーサビリティシステムについて

フィードバック:
フィードバック時間に、研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。
成績評価の方法・観点 ・平常点(出席状況/レポート/授業内の小テスト)(30点),定期試験(70点)により評価する。
・評価基準及び方針については,当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
履修要件 「物理学基礎論A,B」を履修していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 授業中に講義された用語や数式について、教科書を読んでその内容や解法を復習すること。
教科書
  • 農業生産工学概論-食料・エネルギ・環境-, 近藤 直他, (朝倉書店), ISBN:4-254-44028-7
参考書等
  • 農業ロボット(I), 近藤 直他, (コロナ社),