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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 地域環境工学科 灌漑排水学演習

灌漑排水学演習

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科目ナンバリング
  • U-AGR03 4C241 SJ83
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 演習
配当学年 4回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 火3・4
教員
  • 中村 公人(農学研究科 教授)
  • 濱 武英(農学研究科 准教授)
授業の概要・目的 灌漑排水学は地域の水管理技術を体系化したものであるが,水の制御は水だけではなく物質や熱環境に影響を与えるため,環境に配慮した水・物質・熱環境管理のあり方を見出すために応用が可能である.このために必要な分析・診断法の基本的知識とパソコンを利用したその具体的な手法を身につけることを目的とする.すなわち,土壌を対象とした水・熱・物質の流れの数値解析手法,水文学的な流出解析手法のためのプログラムを作成する技術を習得する.さらに,具体的にデ-タを用いた計算を各自行って,その結果を議論する.
到達目標 土壌中の水移動,熱移動の解析プログラムをエクセル上のVBA言語を用いて作成し,これを運用して解析結果について考察できるようにする.土壌中の水・熱・溶質移動解析プログラム(HYDRUS)を扱えるようにする.タンクモデルなどを用いた流出解析ができるようにする.また,自身で設定した現象の解析を行い,結果について的確にプレゼンテーションできるようにする.
加えて,土壌中の水・熱・化学物質移動に関する演習問題に取り組み,その基礎的事項を理解する.
授業計画と内容 ・各回の1限目の予定を以下に示す.
第1回 Excel VBAを用いた土壌中の熱移動のプログラミング
第2回 Excel 上記実習
第3回 Excel VBAを用いた土壌中の浸透現象のプログラミング
第4回 Excel 上記実習
第5回 HYDRUSを用いた浸潤・蒸発のシミュレーション
第6回 HYDRUSを用いた土壌水分特性の逆解析
第7回 HYDRUSを用いた土壌中の物質移動のシミュレーション
第8回 HYDRUSを用いた土壌中の熱移動のシミュレーション
第9回 流出解析
第10回 水・熱・溶質移動現象に関する問題設定と解析
第11回 同上
第12回 同上
第13回 同上
第14回 水・熱・溶質移動現象に関する問題設定と解析の結果発表と議論
第15回 フィードバック:学生からの質問を受け付け回答する.
・第1-14回の2限目は,灌漑排水に関わる現象に関する演習問題の実施に割り当てる.
水量,水質に関わる環境問題に配慮した今後の灌漑排水のあり方を考える上での基礎となる土壌中の水・物質・熱移動などに関して理解を深めるために具体的な演習問題に取り組む.
成績評価の方法・観点 【評価方法】
プレゼンテーションの内容(50%) 平常点評価(50%)
平常点評価には,演習や議論への積極的な参加の評価を含む.
【評価基準】
評価基準及び方針については,当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による.
履修要件 灌漑排水学,環境水文学,土壌物理学を履修し,その基礎的知識を必要とする.
ノートパソコンの持参が望ましい.
授業外学習(予習・復習)等 エクセルVBAを用いたプログラミングは授業時間外での作業も必要となる.積極的に取り組み,プログラミング技術の習得に努めること.土壌中の水・熱・溶質移動解析プログラムの運用についても繰り返しの運用が不可欠となるため,授業時間外での復習が重要となる.
農地土壌中の水・熱・化学物質移動に関する具体的な計算問題については,数時間程度予習および復習をすること.
教科書
  • 適宜,資料を配付する.